YouTubeの著作権ストライクへのカウンターノーティス提出方法

カウンターノーティスは簡単な異議申し立てボタンではなく、正式な法的文書です。実際の手続きの流れを見ていきましょう。

  1. まず本当に正当な根拠があるか確認する

    カウンターノーティスは、自分がその素材の正当な権利者である、適切な使用許可を得ている、あるいはフェアユースの主張がしっかり成り立つと確信できる場合にのみ提出すべきです。単に結果に納得がいかないという理由だけで提出してはいけません。

  2. YouTube Studioで手続きを行う

    「コンテンツ」タブでストライクが付いた動画を選択し、著作権ストライクの詳細画面にある「カウンターノーティスを提出」の手順に従って、必要な情報を入力します。

  3. 元の申立人の対応を待つ

    提出されると元の申立人に通知され、一般的に営業日で約10〜14日以内に訴訟を提起した証拠を示すよう求められます。示されなければ、プラットフォームが動画を復元しストライクを取り消します。

  4. 提出前にリスクを慎重に検討する

    根拠の弱いカウンターノーティスを提出して申立人が実際に訴訟を起こすと、本格的な法的紛争に発展する可能性があります。確信が持てない場合は、提出前に専門家に相談する価値があります。これは一般的な情報であり、法的助言ではありません。

なぜこの手続きはあえて厳格なのか

カウンターノーティスは法的な効力を持ち、権利者による削除申請を覆し得るため、プラットフォームは実際の法的手続きと同等の厳格さ、つまり本人確認・署名・宣誓申告を求めます。この厳格さがあるからこそ対応期間に意味が生まれ、元の申立人は退くか実際に法的手段に訴えるかの選択を迫られるのです。

それぞれの結果でどうなるか

申立人が対応期間内に何もしなければ、ストライクは取り消され動画は自動的に復元されます。それ以上の対応は必要ありません。一方、訴訟提起の証拠が示された場合、プラットフォームは完全に手を引き、問題は裁判所での解決に委ねられます。これはどちらの当事者にとっても、通常望まないはるかに重い道のりです。

よくある質問

コンテンツIDの異議申し立てとカウンターノーティスの違いは何ですか?

コンテンツIDの異議申し立てはプラットフォーム内の非公式な申請で法的効力を持たず、主に自動収益化クレームに使われます。カウンターノーティスは実際の著作権ストライクに異議を唱えるための宣誓付き法的文書です。

手続き全体にはどれくらい時間がかかりますか?

提出後の対応期間は通常営業日で約10〜14日ですが、申立人が法的手段にエスカレートすると、さらに長くなる場合があります。