歴史上最悪のハイパーインフレ5選

事例を見て、詳しい内容を確認してみましょう。

ハンガリー(1946年)

約15.6時間ごとに物価が2倍になった、人類史上最も激しいハイパーインフレとして記録されています。最終的にペンゲー通貨を放棄し、新しい通貨フォリントを導入して安定を取り戻しました。

ジンバブエ(2008年)

月間物価上昇率が数百億パーセントに達し、歴史上2番目に激しいハイパーインフレとして記録され、100兆ジンバブエドル紙幣まで発行されました。

ワイマール・ドイツ(1923年)

第一次世界大戦の賠償金負担がきっかけとなったハイパーインフレで、パン一斤を買うために手押し車いっぱいの紙幣を運んだという逸話で最もよく知られている事例です。

ベネズエラ(2016年〜2019年)

石油依存経済の崩壊と政治的混乱が重なり、物価が数百万パーセントにまで跳ね上がった、21世紀を代表するハイパーインフレの事例です。

ユーゴスラビア(1993年〜1994年)

内戦と経済制裁が重なって激しいハイパーインフレに見舞われ、歴史上3番目に深刻な事例とされています。

ハイパーインフレはなぜ起こるのか

ハイパーインフレの多くは、戦争や政治的混乱、深刻な経済崩壊などによって政府が財政を穴埋めするために通貨を無秩序に発行し始めることから起こります。通貨の価値があっという間に暴落し、国民の生活が極度に困窮する結果につながります。

今も起こりうるのか

ベネズエラの事例が示すように、政治・経済的な危機が深刻な国では21世紀の今でもハイパーインフレが発生しています。

よくある質問

ハイパーインフレはどうやって克服されるのですか?

ほとんどの場合、既存の通貨を完全に廃止して新しい通貨を導入すると同時に、政府の財政と金融政策を根本的に改革することで安定を取り戻します。

今もこうしたことが起こり得ますか?

はい、ベネズエラの事例のように、政治・経済的な危機が深刻な国では21世紀の今でもハイパーインフレが発生しています。