Word文書全体のフォントを一括で変更する方法

意図せず複数のフォントが混在してしまった場合や、長い文書をすっきりした見た目に整えたい場合、段落ごとに書式を直す必要はありません。全選択とフォント変更を一度行うだけで、ファイル全体を一括更新できます。

  1. すべてのテキストを選択する

    Ctrl+A(MacはCmd+A)を押して文書全体を選択します。

  2. 適用したいフォントを選ぶ

    「ホーム」タブのフォントのドロップダウンから、全体に適用したいフォントを選択します。

  3. 文字サイズも一緒に統一する

    フォントサイズのドロップダウンからサイズを選ぶと、同時に文書全体に一貫して適用されます。

  4. 既定のフォントとして設定する

    「フォント」ダイアログで「既定に設定」を選ぶと、以降新しく作成する文書にも自動的に同じフォントが最初から適用されます。

  5. 表や見出しスタイルは別途確認する

    表の中の文字や見出しスタイルは独自の書式が設定されている場合があるため、一括変更後にもう一度確認しておくと安心です。

全選択によるフォント変更が一部反映されない理由

「全選択してフォント変更」は通常の本文テキストには確実に反映されますが、見出し1、見出し2、表の組み込みスタイルなど、段落スタイルによって管理されている要素は、手動でフォントを適用した後も独自に定義されたフォントを表示し続けることがあります。これは不具合ではなく、スタイルの定義が優先される仕様によるものです。フォントを変更しても見出しだけ見た目が変わらない場合は、見出しのテキストを選び直すのではなく、スタイル自体を更新するのが正しい対処法です。

今後の文書のために既定フォントを設定する

新しい文書を作るたびに毎回フォントを変更しているなら、「既定に設定」を使う価値があります。これは基になるテンプレート自体を変更するため、以降作成する文書は最初から希望のフォントで開かれるようになり、毎回の最初の一手間を省けます。一度設定すれば、その後書くすべての文書で効果が続く設定です。

よくある質問

フォントを変更しても表の中の文字だけ変わらないのはなぜですか?

表のスタイルは、周囲の文書とは独立した独自のフォント設定を持っていることが多く、文書全体の全選択による変更が表の内容には反映されなかったり、部分的にしか適用されなかったりすることがあります。表のセルを直接選択してフォントを再適用すると、通常はこれで解決します。

フォントを変更すると文字サイズや色も変わりますか?

いいえ。フォント自体の変更は書体にのみ影響します。サイズや色は別の設定なので、それらも統一したい場合は個別に選択して適用する必要があります。