Wordの自動保存の間隔を設定する方法

突然のクラッシュや停電で1時間分の作業が消えてしまうのは避けたいものです。Wordの自動保存間隔は変更でき、それを短くしておくことはほぼデメリットなしに作業を守れる、最も簡単な習慣の一つです。

  1. 「ファイル → オプション」を開く

    「ファイル」タブから「オプション」をクリックします(Macでは「Word → 環境設定」内にあります)。

  2. 「保存」メニューに移動する

    オプションウィンドウ左側のメニューから「保存」を選択します。

  3. 自動回復用データの保存間隔を設定する

    「次の間隔で自動回復用データを保存する」の分数を、5分など短い値に変更します。

  4. 「最後の自動回復版を保持する」をオンにする

    保存せずに閉じた場合に最後の自動回復版を残すオプションを有効にしておくと、手動保存を忘れても直近の作業内容を復元できます。

  5. 間隔を短くするメリット

    自動保存の間隔を短くすればするほど、パソコンが突然シャットダウンしたりプログラムが予期せず終了したりしても、失われる作業量を最小限に抑えられます。

既定の間隔に隠れたトレードオフ

Wordの既定の自動保存間隔(通常10分前後)は、作業を保護することと、非常に大きく複雑な文書で保存処理が頻繁に走ることで入力が一瞬止まってしまうのを避けることのバランスを取った値です。一般的なパソコンで通常の文書を扱う分には、このパフォーマンス上の懸念はほとんど問題にならないため、間隔を3〜5分に短縮するのはほとんどの人にとって安全かつ低コストな変更です。

自動回復は手動保存の代わりにはならない

自動回復用ファイルはあくまで安全網であり、実際に文書を保存する行為の代わりにはならないことを理解しておく必要があります。自動回復用ファイルは、保存した上で通常どおり文書を閉じると通常削除される仕組みで、異常終了や予期しないシャットダウンの後にだけ復元されることを想定しています。定期的にCtrl+Sを押す習慣を持つことは依然としてより確実な方法であり、短い自動保存間隔はその代わりではなく、あくまで追加の保険です。

よくある質問

自動保存の間隔を1分未満に設定できますか?

Wordでは通常、自動回復の設定で最短1分まで設定できますが、それより短くすることはサポートされていないのが一般的です。それほど頻繁に保存しても得られる保護効果はわずかで、不要な処理の負荷が増えるだけになります。

クラッシュ後に復元された文書はどこで見つけられますか?

予期しないシャットダウンの後にWordを再度開くと、通常は見つかった自動保存版を一覧表示する「文書の回復」ウィンドウが自動的に表示され、そこから開いて最後に手動保存したファイルと比較できます。