見た目以上に、まわすことが重要な理由
ワインをまわすことで、空気に触れるワインの表面積が増え、液体の中に閉じ込められたままになりがちな香り成分の放出が早まる。人が「味」として知覚しているものの多くは実は「香り」であり、これがこのシンプルなステップがワインの印象に大きな影響を与える理由の一端だ。
「余韻」は比較的信頼できる品質のサインの一つ
味は悪くないのに、飲み込んだ瞬間に風味が消えてしまうワインは、風味が変化しながら長く残るワインに比べて、単調で質が低いとみなされることが多い。これは、テイスティングの中でも、初心者を含めさまざまなテイスターの間でかなり評価が一致しやすい数少ない要素の一つだ。
よくある質問
ワインをうまく味わうには訓練された舌が必要?
いいえ――この5ステップのプロセスは、初心者にも上級者にも通用するよう設計されている。語彙やパターン認識は練習とともに向上していくが、この基本的な手法自体は、始めるのに特別な訓練を必要としない。
ソムリエはなぜワインを飲み込まずに吐き出すの?
主な理由は、一度に何十種類ものワインを試飲する中でアルコールの影響が積み重なるのを避けるためだ。そうしなければ、すべてのワインを評価し終える前に、舌の感覚や判断力が鈍ってしまう。