公衆Wi-Fiの自動接続が思った以上に危険な理由
ほとんどのスマートフォンは、ネットワークをその名前(SSID)だけで記憶しており、以前接続したのと本当に同じ物理的なネットワークかどうかを暗号的に証明する仕組みは通常ありません。つまり誰でも既にスマホが信頼している名前と同じネットワークを発信でき、その場合スマホは警告なしに自動的に接続してしまうことが多く、その偽のアクセスポイントを運営する人物に通信内容がさらされる可能性があります。
利便性とセキュリティのバランス
すべてのネットワークで自動接続を完全にオフにするのは、自宅や職場のようによく訪れる信頼できる場所にとっては不便です。現実的な方法としては、本当に信頼できるネットワークでは自動接続をオンのままにし、一度きりや公共のネットワークは使用後に削除し、さらに「接続前に確認」の設定を有効にしておくことで、見覚えのないネットワークに黙って接続されることを防げます。
よくある質問
自宅のWi-Fiを削除すると、家でインターネットが使えなくなりますか?
いいえ。ネットワークを削除しても、スマホの保存リストから消えるだけです。いつでもそのネットワークを選んでパスワードを入力し直せば再接続できます。ただし削除後は、再入力するまで自動的には再接続されなくなります。
偽のWi-Fiネットワークかどうかを見分ける方法はありますか?
名前だけで確実に見分ける方法はなく、偽のネットワークはたいてい正規のものとまったく同じ名前で作られます。公共のネットワークではネットバンキングなど重要な操作を避け、接続する際にはVPNを使うようにすると、たとえそのネットワークが信頼できないものであってもリスクを減らせます。