火山の種類と噴火の仕組み

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  1. 盾状火山

    粘性の低い玄武岩質の溶岩が遠くまで流れ広がって積み重なってできる、傾斜が緩やかで広く広がった盾のような形の火山です。ハワイのマウナロア山やキラウエア火山が代表的な例です。

  2. 成層火山(複合火山)

    粘性の高い溶岩と火山灰・火山弾のような火山砕屑物が交互に積み重なってできる、傾斜の急な円錐形の火山です。爆発的な噴火をすることが多く、日本の富士山、イタリアのベスビオ火山が代表例です。

  3. カルデラ

    大規模な噴火で地下のマグマだまりが空になり、火山頂部が崩れ落ちてできる、大きくくぼんだ盆地状の地形です。白頭山の天池や、アメリカのイエローストーンカルデラが代表例として知られています。

  4. 溶岩ドーム

    粘性が非常に高い流紋岩質・安山岩質の溶岩が遠くまで流れず、噴火口周辺でゆっくりと盛り上がって積み重なってできるドーム状の地形です。アメリカのセントヘレンズ火山の噴火口内にできた溶岩ドームが代表例です。

  5. 火砕丘(スコリア丘)

    火山ガスとともに噴出した小さな岩石片(火山弾、スコリア)が噴火口周辺に積み重なってできる、小さく急な円錐形の火山です。通常は一度の噴火で比較的短期間に形成され、メキシコのパリクティン火山が代表例です。

  6. 火山の形成原理

    地球内部のマグマが地殻の弱い割れ目やプレート境界を突き破って地表に噴出することで火山が形成されます。マグマの粘性とガス含有量によって噴火の様式と火山の形状が大きく変わります。

  7. 活火山、休火山、死火山

    最近まで噴火した記録があるか、今後噴火する可能性がある火山を活火山、現在は活動を停止しているが再び噴火する可能性がある火山を休火山、今後噴火する可能性がほとんどないと判断される火山を死火山と呼びます。

火山はなぜ、どこにできるのか

火山のほとんどはプレート境界やマグマ活動が活発な地点(ホットスポット)で形成されます。溶岩の粘性とガス含有量によって噴火の様式が大きく変わり、その結果、盾状火山から成層火山まで全く異なる形の火山が作られます。

火山活動はエネルギー源としても活用されます

火山活動によって発生する地熱は、実際に再生可能エネルギー源としても活用されています。ダイナミックな地質活動が実用的に役立てられている一例です。

よくある質問

白頭山はどのタイプの火山ですか?

中朝国境にある白頭山は、頂上に天池というカルデラ湖を持つ火山で、一般的に複合的な成層火山の性格とカルデラ地形が併せ持つ火山として説明されます。

火山爆発指数(VEI)とは何ですか?

火山爆発指数(VEI)は、噴出した火山物質の量や噴煙柱(噴火の柱)の高さなどを基準に、火山噴火の規模を0から8まで等級分けした指標です。