感染を引き起こす二つの存在、細菌とウイルス
風邪、肺炎、食中毒などさまざまな感染症は細菌やウイルスが原因で起こりますが、この二つは生物学的に根本的な違いがあり、治療法も異なるアプローチが必要です。細菌とウイルスの違いを理解すると、なぜある感染症には抗生物質が効き、別の感染症には効かないのかがわかります。
細菌も結局は一つの細胞です
細菌は核膜のない原核細胞からなる生物で、細胞構造を持たないウイルスとは根本的に異なります。原核細胞と真核細胞がどう違うのか気になる方は、細胞生物学の基礎も一緒に読んでみてください。
よくある質問
風邪に抗生物質を飲めば早く治りますか?
いいえ。一般的な風邪のほとんどはウイルスが原因であるため、細菌を標的とする抗生物質は効果がなく、むしろ不必要な抗生物質の使用は抗生物質耐性菌の問題を悪化させる可能性があります。
すべての細菌は体に有害ですか?
いいえ。腸内の善玉菌のように消化を助けたり免疫機能を支えたりする細菌も多く、病気を引き起こす病原性細菌は細菌全体のごく一部にすぎません。