中古家電に不具合があったときの対処法

個人の出品者から届いた家電に不具合があると困りますが、順序立てて対応すれば公正な解決に近づけます。次の順番で進めましょう。

  1. 不具合に気づいたらすぐに写真・動画で記録する

    受け取り直後に動作不良や外観の不具合に気づいたら、日付がわかる形で写真と動画を撮っておきます。これが後のトラブル対応の重要な証拠になります。

  2. 出品ページとチャットの履歴をキャプチャしておく

    「正常に動作します」など出品者が明記していた状態の説明とやり取りの内容をキャプチャしておくと、説明と異なる不具合であることを証明する重要な根拠になります。

  3. 出品者に丁寧に返金・交換を依頼する

    感情的に抗議するのではなく、不具合の内容と証拠を具体的に伝え、全額返金・一部返金・交換のどれを希望するかをはっきり提示します。

  4. プラットフォームの安全決済を使った場合は異議申し立てをする

    アプリ内の安全決済(エスクロー)機能を使って取引した場合、出品者への入金は保留された状態になっているので、その間にプラットフォームのサポート窓口に異議申し立てをすれば、間に入って調整してもらえます。

  5. 合意できない場合は正式な内容証明や少額訴訟を検討する

    出品者が応じない場合は、内容証明郵便などで正式に要求した事実を残し、金額が大きい場合は消費者紛争調整機関や少額訴訟の利用を検討します。

個人間取引では自分の記録が交渉材料になる

個人間の中古取引には、企業の返品ポリシーや店舗の窓口のようなものが通常ありません。だからこそ、自分自身が残した記録が公正な解決を得るための最も重要な材料になります。不具合に気づいた直後の1時間で集めた写真・動画・チャット履歴は、後からどれだけ言葉を尽くすよりも大きな意味を持ちます。

安全決済(エスクロー)は強力な交渉材料になる

プラットフォームの安全決済機能を使っていれば、直接の銀行振込より格段に有利な立場になります。プラットフォームが出品者への入金を紛争解決まで保留してくれるからです。これは、アプリの外で出品者に直接支払うのではなく、公式の決済システムを使うべき大きな理由の一つです。

よくある質問

出品者からの返信が途絶えてしまったらどうすればいいですか?

連絡を試みた記録を残しておき、アプリ内決済を使っていればプラットフォームの異議申し立て手続きに進みましょう。アプリの外で支払った場合は、正式な内容証明を送り、金額が大きければ少額訴訟も検討します。

プラットフォームの外で直接出品者に支払った場合でも返金してもらえますか?

安全決済の保護がない分、難しくはなりますが、それでも正式な内容証明を送ったり、出品者が対応しない場合は少額訴訟を検討したりすることは可能です。