USB-Cケーブルの種類と選び方

見た目が同じUSB-Cケーブルでも性能はまったく違うことがあります。用途に合わせて選ぶ前に確認しておきたいポイントをまとめました。

  1. 充電専用ケーブルとデータ転送ケーブルを見分ける

    安価なUSB-Cケーブルの中には電源線しか通っておらず、充電はできてもデータ転送ができない製品があります。ファイル転送に使うなら「データ転送対応」の表記を確認しましょう。

  2. USB 2.0とUSB 3.xの速度差を知る

    USB 2.0対応のケーブルはデータ転送速度が遅く、スマートフォンのバックアップや外付けドライブへの大容量転送にはUSB 3.x対応のケーブルの方が向いています。

  3. Thunderboltケーブルを見分ける

    コネクタ付近に小さな雷マークが印刷されているかどうかが、Thunderboltケーブルを一目で見分ける一番手軽な方法です。通常のUSB-Cケーブルよりもはるかに高速なデータ転送とディスプレイ接続に対応しています。

  4. 映像出力(DP Alt Mode)対応を確認する

    モニターやテレビにUSB-Cで映像を出力するには、ケーブルとポートの両方がDisplayPort Alt Modeに対応している必要があるため、商品説明で映像出力対応の有無を確認しましょう。

  5. ワット数の表示を確認する

    ノートパソコンの急速充電には60W、100Wといったワット数対応のケーブルが必要です。60Wを超える電力を扱うケーブルには専用チップを内蔵した「eマーク」ケーブルである必要があるため、充電器の出力が60Wを超える場合はこの表示も確認しましょう。

  6. 用途に合わせてケーブルを選ぶ

    普段の充電用なら一般的な安価なケーブルで十分ですが、外付けSSDの接続やモニター出力のような用途には、転送速度・ワット数・映像出力対応を購入前にしっかり確認しておくと後悔しません。

同じ形のコネクタでも中身はまったく違う

USB-Cが統一しているのはコネクタの形状だけで、データ転送速度や供給できる電力、映像出力への対応は製造元がそれぞれ個別に決めています。そのため見た目が同じケーブルでも性能がまったく異なることがあります。

小さな表記を確認するだけで返品を防げる

ケーブルの実際の性能は、商品ページやパッケージのどこかに必ず表示する決まりになっています。「10Gbps」「USB 3.2」のような転送速度表記や「100W」のようなワット数表記を見た目より先に確認する習慣をつけましょう。

よくある質問

ノートパソコンの充電にはどのUSB-Cケーブルでも使えますか?

充電自体はほとんどの場合可能ですが、ケーブルが対応する電力がアダプターより低いと、遅い充電しかできなかったり充電できなかったりすることがあります。アダプターと同等以上のワット数に対応したケーブルを使うのが安全です。

見た目だけでデータ転送に対応しているか分かりますか?

見た目だけでは正確に判断できません。パッケージや商品ページに表示されている「USB 3.2」「10Gbps」のような転送速度表記を確認するのが最も確実です。