道路交通標識の種類事典 - 警戒標識・規制標識・指示標識

黄色い三角形、赤い円、青い円まで - 標識の形と色を知っているだけでも意味を推測できます。

スクールゾーン標識 - 警戒標識(黄色地の三角形)

スクールゾーン(子供保護区域)の近くにあることを知らせる警戒標識です。周辺では制限速度が時速30km以下に下がり、時間帯によって取り締まりが強化される場合が多くあります。

落石注意標識 - 警戒標識(黄色地の三角形)

山道や切土区間でよく見られる標識で、山岳地形や切土の近くで上から石が落ちてくる可能性があることを事前に知らせる警戒標識です。停車や徐行せず速やかに通過するのが安全だと案内されます。

滑りやすい路面標識 - 警戒標識(黄色地の三角形)

路面が凍結したり雨水がたまりやすかったりして滑りやすい区間の手前に設置される警戒標識です。冬場の日陰区間や橋の上によく登場します。

信号機標識 - 警戒標識(黄色地の三角形)

カーブ道や視界が確保できない区間のように信号機が見えにくい場所の手前で、前方に信号機が設置されていることを事前に知らせる警戒標識です。

道路工事中標識 - 警戒標識(黄色地の三角形)

前方区間で道路工事が行われているため速度を落とし安全に注意するよう促す警戒標識です。通常、工事区間の前後にコーンや安全柵と共に設置されます。

通行禁止標識 - 規制標識(白地に赤い円の縁取り)

歩行者と車両の両方、または標識に明示された対象の通行自体を禁止する規制標識です。工事区間や事故区間を一時的に塞ぐ際にも使われます。

進入禁止標識 - 規制標識(白地に赤い円の縁取り)

車両がその方向へ進入できないことを示す規制標識で、赤い円の中に白い横棒が描かれています。一方通行道路の逆走を防ぐため出口側によく設置されます。

駐停車禁止標識 - 規制標識(白地に赤い円の縁取り)

その区間では一時的な停車と駐車の両方が禁止されることを示す規制標識で、赤い円に対角線が引かれた形をしています。標識の下部に時間帯や曜日などの細かい補助標識が併せて付いている場合も多くあります。

最高速度制限標識 - 規制標識(白地に赤い円の縁取り)

その区間で出せる最高速度(km/h)を数字で表示した規制標識です。道路の種類と区間特性によって制限速度が異なって指定されます。

直進指示標識 - 指示標識(主に青地の円形・四角形)

その車線では直進のみ進むべきことを示す指示標識です。交差点進入前に車線ごとに異なる指示標識が併せて設置される場合が多くあります。

横断歩道指示標識 - 指示標識(主に青地の円形・四角形)

前方に横断歩道があり歩行者が渡れる区間であることを知らせる指示標識で、路面に描かれた白い縞模様(横断歩道の路面表示)と共に設置されます。

自転車専用道路指示標識 - 指示標識(主に青地の円形・四角形)

その区間が自転車のみ通行できるよう指定された専用道路であることを示す指示標識です。歩行者と自転車が共に通行する区間には、別途自転車・歩行者兼用の標識が使われます。

Uターン指示標識 - 指示標識(主に青地の円形・四角形)

指定された区間でUターンが可能であることを示す指示標識です。信号機の別途Uターン信号や路面に表示されたUターン区間の矢印と併せて確認するのが安全です。

交通標識はなぜ形と色が違うのですか?

道路交通法令は標識を警戒標識(黄色地の三角形)、規制標識(白地に赤い円)、指示標識(主に青地の円形・四角形)、補助標識、路面表示などに区分しています。運転者が遠くからでも形と色だけでおおよその意味(危険予告なのか、禁止なのか、案内なのか)を素早く区別できるよう、国際的にも似た原則に従っている場合が多くあります。

標識を見逃してしまったら?

速度違反や信号違反のように実際に違反が発生した場合の反則金が気になる方は、信号違反反則金総まとめもあわせて参考にしてください。

よくある質問

補助標識と路面表示は何が違うのですか?

補助標識は主標識の下に付属し、距離、時間、適用区間といった詳細情報を四角い標識で補足説明する標識であり、路面表示は停止線や横断歩道のように道路の路面に直接ペイントで描き込まれた表示のことを指します。

標識の形は国によって違うのですか?

大枠では三角形(警告)・円形(規制・指示)・四角形(補助・案内)という区分が多くの国で似たように使われていますが、細かいデザインと色の規定は各国の道路交通法令によって多少異なる場合があります。