タイムブロッキングで勉強計画を立てる方法

科目リストは「何を勉強するか」しか教えてくれませんが、タイムブロッキングされたスケジュールは「いつやるか」まで決めてくれます。この違いが、実行できる計画とできない計画を分けます。

  1. 起床から就寝まで一日をブロックに分ける

    起きてから寝るまでの一日を30分〜1時間単位のブロックに分けて可視化し、実際にどれだけ勉強時間を確保できるのかをはっきりさせます。

  2. 各ブロックに具体的な科目・作業を割り当てる

    「勉強する」という曖昧な表現ではなく、各ブロックに具体的な科目や作業を割り当てておくことで、そのブロックが始まった瞬間に何を開けばいいか迷わずに済みます。

  3. 一番集中できる時間帯に最優先科目を配置する

    一日のうちで自分が一番集中できる時間帯(多くの場合は午前中や午後の早い時間)を把握し、余った時間ではなく、そこに最も難しい科目や優先度の高い科目を意図的に割り当てます。

  4. 科目と科目の間に余白ブロックを残す

    作業はほとんどの場合予定より長くかかります。勉強の合間に短い余白時間をあらかじめ組み込んでおくことで、一日全体の計画が崩れるのを防げます。

  5. 前日の夜に翌日のブロックを書いておく

    毎晩数分だけ使って翌日の勉強スケジュールを組んでおくと、朝に何をするか迷う時間がなくなり、そのまますぐ勉強を始められます。

  6. 計画と実際を比較し、試験が近づくほど計画を細かくする

    一日の終わりに、実際に守れたブロックと計画を比べて、翌日の計画をより現実的なものに調整します。試験日が近づくほど、大まかな時間割ではなく、ブロックを短く区切って復習の精度を上げていきましょう。

一番苦手な科目は「余った時間」ではなく「一番冴えている時間」に置く

多くの勉強計画がうまくいかないのは、勉強時間の総量が足りないからではなく、一番難しい科目がいつも余った低エネルギーの時間帯に押し込まれてしまうからです。自分が本当に集中できる時間帯を把握したうえで、そこに一番簡単な科目ではなく一番負荷の高い科目を置くと、総勉強時間を増やすよりも成績への効果が大きいことが多いです。

試験が近づくほどブロックを細かくする

試験の2週間前であれば科目ごとに1時間単位のブロックで十分ですが、最後の数日間は20〜30分程度の短いブロックに切り替え、苦手分野と要約ノートの高速な見直しに絞る方が、以前と同じ大まかな組み方を続けるよりも残り時間を有効に使えます。

よくある質問

1ブロックの長さはどれくらいが適切ですか?

科目や集中できる時間によって変わりますが、30分〜1時間程度がよく使われる目安です。一つの科目に集中して取り組める長さで、かつ調整しやすい柔軟さも残せる範囲です。

一日の途中で計画通りに進まなくなったらどうすればいいですか?

それはよくあることです。余白ブロックでずれを吸収し、一日全体を無理に元に戻そうとするのではなく残りのタスクをずらして対応し、終わらなかった分は翌日の計画に組み込みましょう。