退職が近づくにつれて自動で調整されるファンド
TDFは、資産配分を何度も自分で調整したくない投資家にとって便利な選択肢であり、特に退職口座の中で長期保有先として広く使われています。このページはTDFの仕組みを紹介する一般的な教育コンテンツであり、投資助言ではありません。投資には元本割れのリスクが伴うため、実際の投資判断の前にはご自身で調査するか、専門家にご相談ください。
「to」型グライドパスと「through」型グライドパス
TDFのグライドパスには大きく2つの考え方があります。「to」型は目標年の時点で最も保守的な資産配分に到達し、その後はほぼ横ばいを保つ設計で、目標年の直後から資産を取り崩し始めることを想定しています。「through」型は目標年を過ぎても配分の調整を続ける設計で、退職後も長期間にわたって資産を増やし続ける必要があることを想定しています。同じ目標年のファンドでも、この違いによって株式の保有比率が大きく異なることがあるため、そのファンドがどちらの設計を採用しているか確認する価値があります。
よくある質問
目標年を過ぎるとTDFはどうなりますか?
目標年を過ぎたあとも、しばらくは債券の比率を高めた比較的保守的な資産配分が維持されることが一般的です。ただし具体的なグライドパスは、そのファンドが「to」型か「through」型かによって異なります。
TDFは一般的なインデックスファンドより常にリターンが高いのですか?
いいえ。TDFは安定した資産配分を自動で管理することを目的とした商品であり、リターンの最大化を目指すものではないため、市場環境によっては純粋な株式インデックスファンドよりリターンが低くなることもあります。