フォークは左、ナイフは右
基本ルールとして、フォーク類は皿の左側に、ナイフとスプーンは右側に置かれます。ナイフは刃が皿の方を向くように置くのが一般的です。これは右手でナイフを、左手でフォークを使う伝統的な使い方に由来する配置とされています。
外側から内側へ
複数のコースからなる正餐では、最も外側に置かれたカトラリーから順に使い、コースが進むにつれて内側のものを使います。このように配置することで、どのコースでどの道具を使えばよいか迷わずに済みます。例えば前菜用のフォークが最も外側に、メイン料理用のフォークが皿に最も近い内側に置かれます。
パン皿とバターナイフ
パン皿は通常、皿の左上に置かれ、その上にバターナイフを横向きに乗せておくのが一般的な配置です。自分のパン皿を間違えないためには、「左が自分のパン皿、右が自分の水グラス」というように順序を覚えておくとよいとよく案内されます。
グラスの配列
水グラス・ワイングラスなど各種グラスは皿の右上に置かれ、使う順に左から右へと並ぶことが多くあります。最も内側(左寄り)に水グラスが、続いてコースに合わせて用意されたワイングラスが右側へと並ぶのが典型的な形です。グラスの種類と配列は行事やメニュー構成によって変わることがあります。
ナプキンの位置と使い方
ナプキンは皿の上やフォークの左側に置かれ、着席後に半分に折って膝の上に置くのが一般的なマナーとされています。食事中に一時的に席を外すときはナプキンを椅子の上に置き、食事が終わったら軽く畳んでテーブルの上に置くのがよく案内される作法です。
デザート用カトラリー
デザート用のフォークとスプーンは、皿の上方に横向きにあらかじめ置かれていることが多くあります。食事が終わる頃にデザートが出されると、上に置かれたこの道具をそのまま使うか、新しくセッティングされた道具に交換される場合もあります。
正餐コースの一般的な順序
前菜-スープ-魚料理-メイン(肉料理)-サラダ-デザートの順に続くのが、西洋式正餐の伝統的な流れとされています。ただしこの順序は絶対的なルールというより慣習に近く、レストランや行事、文化圏によって順序と構成はさまざまに変わり得ます。