筋肉が温まっている方が安全に伸びる
冷えたままの筋肉は硬く、血流が十分にある状態の筋肉に比べて傷つきやすいとされています。いきなり長い静的ストレッチに入るのではなく、動的な動きで体を温めてから行うことが勧められるのはこのためです。既往の関節や筋肉のトラブルがある場合、この記事は一般的な情報であり医学的な助言ではありません。専門家に相談したうえで、自分に合った強度で行ってください。
運動習慣全体との関係
運動前は動的、運動後は静的という組み合わせは根拠のないルールではなく、これから力を発揮する筋肉なのか、すでに使い終えた筋肉なのかによってストレッチへの反応が変わることに基づいています。運動前後のストレッチの違いをさらに詳しく知りたい方は、姉妹記事の「運動前後のストレッチの違い」もあわせてご覧ください。
よくある質問
運動前に静的ストレッチをしても大丈夫な場合はありますか?
軽い運動であれば、短時間の静的ストレッチをしても大きな問題になることは少ないとされています。避けたほうがよいのは主に、高強度の筋力トレーニングやスプリントの直前に長時間の静的ストレッチを行う場合で、瞬発力の一時的な低下が特に影響しやすい場面だからです。
反動をつけて伸ばすとより効果的になりますか?
いいえ。反動をつける「バリスティックストレッチ」は、筋肉が伸びる代わりに反射的に収縮してしまう反応を引き起こし、柔軟性を高めるどころか肉離れなどのリスクを高めてしまいます。ゆっくりと伸ばしてキープする方法のほうが安全で効果的です。