ステーキの焼き加減 完全ガイド

ステップをタップして順番に確認しましょう。

  1. 調理前に常温に戻す

    冷蔵庫から出したばかりの肉は表面と中心の温度差が大きく、均一に火を通しにくくなります。焼く20〜30分前に常温に戻しておくと、全体をムラなく焼き上げやすくなります。

  2. 焼き加減ごとの中心温度の目安

    一般的な目安として、レアは49〜52℃、ミディアムレアは54〜57℃、ミディアムは60〜63℃、ミディアムウェルは65〜68℃、ウェルダンは71℃以上とされています。中心温度計(温度プローブ)で肉の中心を測るのが最も正確です。

  3. 中心温度計で正確に測る

    温度計は肉の最も厚い部分の中心に刺し、骨や脂肪の層に当たらないよう注意します。骨は熱をより早く伝えるため、実際より高い温度が表示されてしまうことがあります。

  4. 指先でおおよそ確認する方法

    親指と他の指を合わせたときの、親指の付け根のふくらみの弾力が各焼き加減に近いとされる「指先テスト」は、温度計がないときの補助的な目安になりますが、肉の厚みや個人差の影響を受けやすく、中心温度計ほどの精度はありません。

  5. 強火で表面を焼き付ける

    よく熱したフライパンやグリルで表面を短時間強火で焼くと、メイラード反応が起きて香ばしさと焼き色がしっかりつきます。その後は火を弱めるかオーブンに移して、目標の中心温度まで仕上げます。

  6. 余熱による温度上昇(キャリーオーバー)を考慮する

    火から下ろした後も肉内部の余熱で中心温度はさらに3〜5℃ほど上がり続けます。目標の焼き加減より少し低い温度で火から下ろすことで、ちょうど狙った焼き加減に仕上がります。

  7. レスティングで肉汁を守る

    焼き上がってすぐに切ると肉汁が一気に流れ出てしまうため、まな板の上でアルミホイルを軽くかぶせて5〜10分ほど休ませます。この間に肉汁が全体に再び行き渡り、切ったときの流出を大きく減らせます。

温度計が目視より確実な理由

肉の厚み、焼く前の温度、火加減によって、同じ焼き加減でも見た目は変わってくるため、見た目だけで判断するのは当てになりません。中心温度計で内部の温度を確認すれば、そうした条件が毎回変わっても一貫した結果を得られます。

キャリーオーバーを理解すれば「仕上がり」は火から下ろした後にやってくる

火から下ろした後も余熱で数分間は中心温度が上がり続けるため、目標温度ちょうどで火から下ろすと、実際には少しオーバーしてしまいます。3〜5℃ほどの上昇分を見込んで少し手前で火から下ろし、その後しっかりレスティングすることが、狙った焼き加減にきちんと仕上げるコツです。

よくある質問

温度計を使わず指先テストだけで正確に焼き加減を判断できますか?

おおまかな目安にはなりますが、肉の厚みや個人の手の感覚差による誤差が大きいため、正確さを求める場合は中心温度計の使用をおすすめします。

レスティングを省略するとどうなりますか?

すぐに切ると肉汁が一気に流れ出て、切り口が乾いてパサついた食感になってしまいます。5〜10分程度のレスティングだけでも、肉汁の流出をかなり減らせます。