バリュエーションに正解がない理由
上場企業と異なり、初期スタートアップは売上や利益といった定量的指標が乏しい場合が多く、決まった公式だけで企業価値を計算するのは難しいです。代わりにチーム、市場、製品など複数の要素を総合的に考慮し、類似事例を参考にしながら投資家と創業者が合意点を見出していく交渉過程が大きな比重を占めます。
資本金とバリュエーションの関係も確認しておきましょう
バリュエーションは会社の資本金・発行株式数の構成とも関連しています。額面価格と発行株式数の概念を合わせて理解しておくと役立ちます。
よくある質問
売上がまったくなくても高いバリュエーションを受けられますか?
はい、可能です。初期段階では売上よりもチームの実力、市場の成長可能性、製品の差別性などがバリュエーションに大きな影響を与える場合が多いです。
バリュエーションが高すぎるのは良くないのですか?
次のラウンドでそれより低い評価額で投資を受けるダウンラウンドが発生すると、既存投資家との関係や希薄化防止条項によって創業者の持分に不利に働く可能性があるため、無条件に高いバリュエーションが有利とは限りません。