自分に合ったスポーツの選び方
実際に長く続けられるスポーツは、一番かっこよく聞こえるものではなく、今の生活にうまくなじむものであることがほとんどです。必要な道具や費用がどのくらいか、相手や仲間、専用の施設が必須かどうか、自分のペースで一人で取り組みたいのか、チームやクラスの仲間との関わりの中でこそやる気が出るタイプなのかを考えてみましょう。理屈の上では「より良い運動」でも、2週間でやめてしまうスポーツより、強度は控えめでも実際に続けられるスポーツのほうが、結果的にはるかに大きな効果をもたらします。
初心者ほど強度よりフォームを優先すべき理由
始めたばかりの高いモチベーションのまま、技術や腱・靱帯といった結合組織の準備が追いつく前に運動量や強度を上げすぎてしまうのは、新しいスポーツを始めて最初の数か月によく見られるオーバーユース(使いすぎ)によるケガの典型的な原因です。数回のレッスンや初心者向けクラスに投資したり、最初はあえてゆっくり取り組んだりすることは、多くの場合、そのスポーツ自体を早々にやめてしまう原因となるような初期のケガを防いでくれます。
よくある質問
未経験からでも始めやすいスポーツは何ですか?
ランニングと登山は、安全に始めるために必要な道具や技術のハードルが低いため、一般的に最も始めやすいとされています。ただしどちらも、初期のオーバーユースによるケガを避けるために、最初はゆっくりしたペースで始めるのが望ましい点は共通しています。
スポーツを始める前に、ある程度体力をつけておく必要がありますか?
いいえ。むしろ多くのレクリエーションスポーツ自体が、体力をつけていくための手段であり、始める前に体力が必要というわけではありません。気軽なバドミントン、やさしいヨガクラス、短めの初心者向け登山コースなど、強度の低い入り口を選べば、技術と並行して体力も無理なく育てていけます。