フィックスミストとフィックスパウダーの違いを完全解説

フィックスミストとフィックスパウダーはどちらもメイクの持ちを良くする役割ですが、働き方の仕組みが異なり、どちらか一方を選ぶより組み合わせるほうが効果を発揮しやすいアイテムです。

フィックスミストは細かい霧でメイクを膜状に固定する

フィックスミストは、多くの場合ポリマーを含む微細な霧状のミストで、完成したメイクの上から吹きかけることで、崩れ・化粧移り・色あせを防ぎます。基本的には目立ったテクスチャーの変化や仕上がりの質感自体を大きく変えることは少ない仕組みです。

フィックスパウダーは皮脂を吸収してテカリを抑える

透明タイプや薄づきタイプのフィックスパウダーをパフやブラシでファンデーション・コンシーラーの上から押さえるように重ねると、特にTゾーンの余分な皮脂を吸収してテカリを抑えると同時に、ベースメイクが皮脂で崩れにくくなります。

「ベーキング」はパウダーをあえて厚めに使うテクニック

ベーキングは、目の下などヨレやすく皮脂の多い部位に厚めのパウダーをのせて数分間そのまま置き、体温でパウダーをなじませてから余分を払い落とすテクニックで、下地となる仕上がりをよりなめらかで長持ちするものにします。

よくある順番は「パウダー→ミスト」

よくあるルーティンでは、まずフィックスパウダーで皮脂を抑えてコンシーラーなどを固定し、その後に顔全体へフィックスミストを吹きかけて全体をなじませ、仕上がりを固定します。順番を逆にしたり、どちらか一方だけを使う人もいます。

パウダーはマット寄り、ミストは処方次第でどちらにもなる

フィックスパウダーはテカリを吸収する性質上、ほぼ常にマット寄りの仕上がりに近づきます。フィックスミストは処方によって差があり、マット仕上げ専用のものもあれば、ツヤ・うるおい感を演出するものもあるため、使うかどうかだけでなく仕上がりの種類も確認する価値があります。

なぜ2つを組み合わせて使うことが多いのか

フィックスパウダーとフィックスミストは対応する問題が異なります。パウダーは皮脂とテクスチャーを、ミストは崩れや色移りへの耐性を主に担当するため、組み合わせることでどちらか単体よりも多くの崩れの原因に対応でき、長時間のイベントや高温多湿な環境で差が出やすくなります。

肌タイプによって重要度が変わる

皮脂の分泌が多い肌ほどフィックスパウダーの恩恵を大きく受けやすく、皮脂による崩れがメイク崩れの主な原因になりやすいためです。乾燥肌はパウダーを厚く重ねると小じわが目立ちやすく乾燥部分が強調されることがあるため、フィックスミスト中心のケアが合うことが多いです。

よくある質問

両方使う必要がありますか? どちらか一方でも十分ですか?

普段使いであれば、特に乾燥肌でフィックスミストを中心にする場合はどちらか一方でも十分なことが多いです。皮脂が多い肌や高温多湿の環境、長時間のイベントでは、両方を使うことで持ちの差がはっきり表れやすくなります。

両方使うとメイクの持ちは実際に目に見えて良くなりますか?

多くの人にとってはい、良くなります。それぞれがメイク崩れの異なる原因に対応しているため、組み合わせたほうがどちらか単体より効果を発揮しやすい傾向がありますが、実際の差は肌タイプや気候、使用する製品によって大きく変わります。