セルフタンニング(タンニングローション)の使い方

ムラなく自然なタンニングカラーを出す方法を確認してみましょう。

セルフタンニングはどうやって色が出るのか

ほとんどのセルフタンニング製品は、DHA(ジヒドロキシアセトン)という成分が皮膚表面の死んだ角質細胞に含まれるアミノ酸と反応し、褐色の色素を作り出す仕組みです。紫外線を利用して実際にメラニンが作られる日焼けとは異なり、セルフタンニングは化学反応による着色にすぎないため、紫外線防止効果は一切ありません。色が角質層にのみとどまっているため、時間が経って角質が自然に剥がれ落ちると、タンニングの色も一緒に薄くなっていきます。

塗る前の角質ケアは必須

DHAは死んだ角質細胞と反応する仕組みであるため、タンニング前にスクラブや角質ケア道具であらかじめ角質を整えておくと、はるかに均一な色に仕上がります。角質が厚く積もった状態でそのままタンニング製品を塗ると、その部分だけ色が濃く入りムラになって見えることがあります。シャワー後に柔らかいスクラブで全身を軽く角質ケアし、ローションやオイル成分が残らないよう完全に洗い流した後、乾いた肌に塗るのがよいでしょう。

乾燥しやすい部位はあらかじめ保湿しておく

膝、肘、足首、手の甲のように角質が厚く乾燥しやすい部位は、タンニング液が過剰に吸収されて特に濃く暗く着色しやすい傾向があります。こうした部位には、タンニング製品を塗る直前に少量の保湿ローションを薄く塗って吸収を和らげておくと、他の部位との色の差が大きく出るのを防げます。逆に保湿をしすぎるとタンニング液が弾かれてムラになることがあるため、薄く伸ばす程度に調整します。

タンニングミットで均一に塗る方法

素手ではなく専用のタンニングミット(手袋)を使い、円を描くようにこすって塗ると、手のひらや指の関節に色素が付かず、はるかに均一に仕上がります。1か所に製品が偏らないよう少量ずつ取って広く伸ばし、関節部分は量を減らして自然なグラデーションを作るのがよいでしょう。顔に塗る場合、眉毛・生え際・小鼻の周りは色が偏りやすいため、残った少量で仕上げるように軽く塗ります。

色が発現するまでの時間と水に触れてよいタイミング

製品を塗った直後に現れる淡い色(ガイドカラー)とは別に、DHAの反応が進むにつれて実際の色は通常6〜24時間かけて徐々に濃くなっていきます。この間に汗を多くかいたり水に濡れたりすると、反応が終わっていない部分が流れ落ちてムラになることがあるため、製品に記載された最低待機時間が過ぎるまではシャワーや激しい運動、締め付ける服の着用を避けるのがよいでしょう。最初のシャワーの後も、色はさらに1〜2日かけて濃くなることがあります。

持続期間と維持管理

セルフタンニングの色は通常5〜7日ほど維持された後、角質が剥がれ落ちるにつれて自然に薄くなり、部位によって剥がれる速度が異なるためムラができやすくなります。色を長く均一に保ちたい場合は、タンニング後も毎日低刺激の保湿剤を塗って肌が乾燥しないよう管理し、荒いスクラブや熱いお湯での入浴は色を早く落としてしまうため控えるのがよいでしょう。色がムラになって薄くなり始めたら、全体的に軽く角質ケアをして、次のタンニングをしやすい状態に整えることができます。

タンニング後も紫外線対策は別途必要です

セルフタンニングは色を出すだけで紫外線防止効果はないため、屋外活動が多い場合は、ミネラル系と化学系日焼け止めの違いもあわせて確認しておきましょう。

保湿が色持ちの鍵です

タンニングの色をムラなく長く保ちたい場合は、ボディローション・ボディオイル・ボディバターの違いから自分の肌に合った保湿剤を選んでみてください。

よくある質問

セルフタンニングをすると実際に紫外線防止になりますか?

いいえ。DHAによって作られる色は化学反応による着色にすぎず、メラニンが増えたわけではないため、紫外線防止効果は一切ありません。タンニング後に外出する際も、必ず別途日焼け止めを塗る必要があります。

ムラになってタンニングされてしまいました。すぐに消せますか?

完全に消すのは難しいですが、温かいお湯で長めにシャワーを浴びたり、柔らかいスクラブで角質ケアをしたりすると、色が少し早く薄くなるのを助けられます。次回は、ムラになりやすい部位をあらかじめ保湿しておくとムラを減らせます。