ランニングフォームを改善する方法

一度に全部変えようとせず、この項目を一つずつ確認しながら改善していきましょう。

  1. 上体の姿勢を整える

    腰から曲げるのではなく、足首を軸に体全体をわずかに前に傾ける感覚を保ちます。こうすることで重力を自然な推進力として利用できます。

  2. 着地位置を確認する

    足が体の重心の真下に着地するようにします。歩幅を必要以上に前に伸ばすオーバーストライドは、ブレーキとして働き、膝やすねへの衝撃を大きくします。

  3. ケイデンス(1分あたりの歩数)を合わせる

    1分あたりの歩数を170〜180回程度に保つと、歩幅が自然に短くなり、着地の衝撃とオーバーストライドが同時に減ります。

  4. 腕の振りを活用する

    肘を90度くらいに曲げ、前後に自然に振ります。腕の振りは、走るときに生じる上半身のねじれを相殺する役割を果たします。

  5. 足の着地部位を確認する

    足の中間から前方にかけて柔らかく着地することを目指します。かかとから強く着地すると、衝撃がそのまま関節に伝わりやすくなります。

  6. 視線と首の力を抜く

    視線は10〜20メートル先を見て、首や肩の力を抜いて余計な緊張を減らします。

  7. 一度に一つずつ矯正する

    フォームを一気にすべて変えようとせず、ケイデンスや着地位置など一つの要素ずつゆっくり矯正して、体が慣れる時間を与えましょう。

一度に一つずつの変化が、全体の見直しに勝ります

ランニングフォームは数千歩の積み重ねで形成された習慣なので、一度にすべてを変えようとすると新たな痛みやかえって悪いフォームにつながることがあります。ケイデンスなど一つの項目を選んで数週間かけて慣らしてから、次に進みましょう。この記事は一般的な情報であり医学的な助言ではありません。痛みが続く場合は専門家に相談してください。

良いフォームには良いケアも欠かせません

フォームを改善すれば衝撃は減りますが、繰り返しの動きで筋肉は硬くなります。走った後にフォームローラーで脚をケアすると、その緊張をほぐし、フォーム改善の効果を後押ししてくれます。

よくある質問

けがを減らすために一番手軽に変えられることは何ですか?

ケイデンスを170〜180回程度に上げることが、最も効果的な変化であることが多いです。歩幅が自然に短くなり、オーバーストライドと着地の衝撃を同時に減らせます。

かかとと前足部、どちらで着地すればいいですか?

かかとから強く着地するより、足の中間から前方にかけて柔らかく着地するほうが一般的にすすめられます。ただし、理想的な着地パターンは人や走るペース、シューズによって変わります。