ルーターの表示灯(LED)完全ガイド

電源・インターネット・LAN・無線・WPS表示灯がそれぞれ何を意味するのか確認してみましょう。

電源表示灯

点灯し続けていれば正常に起動して電源が供給されている状態です。完全に消えている場合は電源アダプターやコンセント、ケーブルの問題をまず疑うべきで、点滅を繰り返すだけの場合は起動中かファームウェアの更新が進行中である可能性があります。

インターネット/WAN表示灯

緑色や青色で点灯していればインターネット回線が正常に接続されている状態です。赤色やオレンジ色の場合は回線の接続はされているものの認証に失敗したなどの異常がある信号であることが多く、完全に消えている場合はモデムとルーター間のケーブルが抜けているか回線自体が切れている可能性があります。

LAN(有線ポート)表示灯

各有線LANポートの横には通常小さな表示灯があり、機器がケーブルで接続されていれば点灯し、データをやり取りすると点滅します。ケーブルを挿しても表示灯が点灯しない場合は、ケーブル不良やポートの故障、相手機器のLANカードの問題を疑ってみるとよいでしょう。

無線(WLAN/Wi-Fi)表示灯

Wi-Fi信号を送出しているかどうかを示します。消えている場合はルーター自体の無線機能が無効化されているか、一部モデルにある物理的なWi-Fiオン/オフスイッチがオフになっている可能性があります。

WPS表示灯

WPSボタンを押して機器を簡単接続する際、一定時間素早く点滅してペアリング待機状態であることを知らせます。接続に成功すると一時的に点灯してから消え、制限時間(通常1~2分)以内に接続に失敗すると表示灯が消えて待機状態が終了します。

表示灯の色はメーカー・モデルによって異なる

一般的に緑色・青色は正常、赤色・オレンジ色は警告、消灯は非稼働を意味する場合が多いですが、これは絶対的な規則ではありません。ルーターのモデルによって表示灯の色や位置が異なる場合があるため、正確な意味は製品説明書やメーカーのサポートページで確認するのが最も確実です。

表示灯だけで問題を診断する順序

インターネットがつながらないときは、電源表示灯(正常に起動しているか)→インターネット/WAN表示灯(回線が接続されているか)→無線またはLAN表示灯(内部ネットワークが接続されているか)の順に確認すると、問題が回線側なのかルーター内部の設定側なのか範囲を絞り込んでいくことができます。複数の表示灯が同時に異常な場合は、まずルーターの再起動を試してみるのがよいでしょう。

表示灯を見ても原因がわからない場合

表示灯の確認だけで原因を絞り込めない場合は、ルーターを再起動してみるのが最も簡単で効果的な次のステップです。一時的な不具合をクリアし、ネットワークへの新しい再接続を強制することができます。

インターネットは使えるのに速度が遅い場合

表示灯はすべて正常なのに速度が遅く感じる場合、その原因は表示灯からは見えないことがほとんどです。表示灯に問題が隠れていると考えるより、回線の混雑やWi-Fiの電波干渉、接続機器が多すぎることなど他の原因を確認してみるとよいでしょう。

よくある質問

すべてのルーターで表示灯の色は同じですか?

いいえ。緑色・青色は正常、赤色・オレンジ色は警告という一般的な傾向はありますが、実際の表示灯の色や位置、意味はメーカーやモデルによって異なります。正確な意味はルーターの説明書やメーカーのサポートページで確認してください。

インターネット表示灯が赤色ですが、実際にはインターネットが問題なく使えています。大丈夫ですか?

実際に接続に問題がないなら、一時的または重要度の低い表示状態である可能性があります。ただし赤色の状態が持続する場合は、念のため通信事業者に回線状態を確認してみることをおすすめします。