オンラインだけの関係だからこそ注意が必要な理由
マッチングアプリやSNSの普及により、オンラインで人と出会うこと自体はごく当たり前になりましたが、それに比例して、長い時間をかけて信頼を築いたうえで金銭を要求するロマンス詐欺も増えています。感情的に深く関わるほど冷静な判断が難しくなるため、初期段階で怪しい兆候に気づくことが何より重要です。
時間をかけて信頼を築くこと自体が手口であり、誠実さの証ではない
詐欺師が数週間、数か月と時間をかけるのは意図的なもので、そうすることで最終的な要求が唐突ではなく「当然の流れ」に感じさせる狙いがあります。じっくり時間をかけて信頼を築いてきたからといって、それを相手が本物である証拠だと考えてはいけません。詐欺はまさにそうした信頼の上に成り立っており、最終的に金銭を求められた瞬間こそが最も重要な判断ポイントです。
よくある質問
相手が一度でもビデオ通話に応じてくれたら、信頼しても大丈夫ですか?
必ずしもそうとは言えません。近年ではディープフェイク技術や事前に録画した映像を使って、ライブのビデオ通話のように見せかける事例も報告されています。一度のビデオ通話だけを本人確認の完全な証拠として扱わず、他の状況もあわせて総合的に判断することが安全です。
すでに少額でも送金してしまいました。どうすればいいですか?
金額の大小にかかわらず、気づいた時点ですぐに銀行に連絡し、送金の停止や組み戻しができないか相談したうえで、警察にも通報しましょう。早めに動くことで、被害の拡大を抑えたり、資金の追跡につながったりする場合があります。