なぜ「乱れ」と言われることがあるのか
学校文法で教えられる標準的な活用のルールから外れた話し言葉的な変化であるため、伝統的な規範を重視する立場からは「乱れ」として指摘されることがあります。一方で、言葉が時代とともに変化すること自体は自然な現象だとする見方もあります。
実際にはどの程度使われているのか
国が実施する国語に関する世論調査では、「ら抜き言葉」を使うと回答する人の割合が世代や表現によって異なる結果が繰り返し報告されており、話し言葉の中では一定程度定着している一方、書き言葉や改まった場面では規範的な形が好まれる傾向が続いています。
よくある質問
ら抜き言葉を使うと間違いだと思われますか?
日常会話では広く使われており、必ずしも強く否定されるわけではありませんが、面接や公的な文書など改まった場面では規範的な「られる」の形を使う方が無難とされています。
すべての動詞で「ら抜き」が起こりますか?
いいえ。「見る」「食べる」のような一段活用の動詞で主に起こる現象で、「読む」「書く」のような五段活用の動詞にはもともと当てはまりません。