一つに絞るより組み合わせたほうがうまくいく理由
これらの手法はそれぞれ違う問題を解決するため、経験を積んだ人ほど1つのシステムを丸ごと採用するのではなく、2〜3個を組み合わせて使う傾向があります。よくある組み合わせは、すべてを書き出すためのGTD、何が重要かを判断するためのアイゼンハワー・マトリクス、それを実行する時間を確保するためのタイムブロッキングやポモドーロです。ひとつの手法だけで完結させようとすることは、数週間で挫折してしまうよくある原因です。
手法ではなく「症状」から考える
人気だからという理由で手法を選ぶのではなく、まず自分の実際の症状——約束を忘れる、緊急と重要を混同する、カレンダーが他人の都合で埋まる、プロジェクトの状況が見えない、集中作業を始められない——を言葉にすることで、その症状に直接効く手法がかなり明確に絞り込めます。そうすることで、実際に試したあとにその手法が効いているかどうかも判断しやすくなります。
よくある質問
これらの手法を使うには専用のアプリが必要ですか?
いいえ。ここで紹介した手法はもともと紙で実践できるように考案されたもので、ノートや付箋、普通のカレンダーで十分始められます。専用アプリは、自分に合った手法だとわかってからより便利にする役割にすぎず、試すための前提条件ではありません。
試してみても効果を感じられなかった場合はどうすればいいですか?
よくあることで、多くの場合それは「生産性向上の手法全般が自分に合わない」のではなく、「その手法が実際のボトルネックと合っていない」ことを意味します。たとえばタイムブロッキングが効かない場合、本当の問題は時間の確保ではなく優先順位づけ(アイゼンハワー・マトリクスの方が向いている)かもしれません。