知っておきたい個人情報の基本的な権利:手順ガイド

多くの国のプライバシー関連法は、個人に対してほぼ共通した一連の権利を認めている。それらをどう理解し、どう行使すればよいかを整理した。

  1. 自分の情報を閲覧請求する権利を知る

    自分の個人情報を扱っている企業や機関に対して、どんな情報をどのように扱っているかの開示を求めることができる。

  2. 訂正・削除を求める権利を知る

    登録された情報が事実と異なる場合の訂正や、その情報がもう必要とされる目的で使われていない場合の削除を求めることができる。

  3. 処理停止を求める権利を知る

    多くのプライバシー関連法では、情報を削除させるところまでいかなくても、特定の目的での利用を一時的に止めるよう求める権利も認められている。

  4. 自国の個人情報保護機関の窓口を活用する

    多くの国には個人情報保護を専門に扱う機関があり、権利行使の具体的な方法の案内や、関連する相談・申請の窓口を提供している。

  5. 請求が拒否された場合は苦情を申し立てる

    企業や機関が請求を無視したり、不当に拒否したりした場合は、個人情報保護機関に苦情を申し立てたり、正式な紛争解決手続きを利用したりできる。

この一連の権利は多くの国で共通している

名称や具体的な救済方法は国によって異なるが、閲覧・訂正・削除・処理停止という骨格は、EUのGDPRをはじめ世界的に共通する部分が多いプライバシー関連法の基盤になっている。

請求すれば必ず通るわけではない

法令上の保存義務など正当な理由があれば、企業側が請求を制限・拒否できる場合もあるため、あらゆる請求が無条件に通るとは限らないという点も理解しておくことが大切だ。

よくある質問

この権利は自分の情報を持っているすべての企業に使える?

基本的には自分の個人情報を扱っているほぼすべての組織に対して使えるが、具体的な適用範囲や例外は国や業種によって異なる。

個人情報保護機関に苦情を申し立てた後はどうなる?

機関が事実関係を調査し、必要であれば是正を命じることができ、重大あるいは繰り返されるケースでは制裁金が科されることもある。