プリンター・スキャナーで文書をPDFにスキャンする方法

紙の書類をプリンター・スキャナーでPDF化する手順は、機種やアプリが違ってもおおむね共通しています。

  1. 原稿を正しくセットする

    1枚だけならフラットベッドのガラス面に文字面を下にして置き、複数枚まとめて自動給紙(ADF)を使う場合は文字面を上にしてガイドに合わせてセットします。

  2. スキャンソフト・アプリを開く

    パソコンにインストールされたメーカー製のスキャンユーティリティ、プリンター本体のタッチパネルメニュー、または同じネットワークに接続したスマートフォンのスキャンアプリを使います。

  3. 出力形式でPDFを選ぶ

    スキャナーの初期設定はJPEGなどの画像形式になっていることが多いため、形式選択のメニューから必ずPDFを選びましょう。複数ページを1つのファイルにまとめたい場合は特に重要です。

  4. 適切なスキャン解像度を設定する

    文字中心の資料であれば200〜300DPI程度で十分読みやすくスキャンできます。細かい文字や写真、図面を正確に残したい場合のみ、それより高い解像度を選びましょう。

  5. 複数ページを1つのPDFにまとめる

    多くのスキャンソフトは、確定前に続けてページを追加スキャンできる仕組みを持っています。ページごとに別ファイルとして保存する前に「ページを追加」や「続けてスキャン」の項目がないか確認しましょう。

  6. ファイル名を付けてわかりやすい場所に保存する

    スキャンファイルは初期設定のまま汎用的な名前になりがちで、保存先も分かりにくいダウンロードフォルダになりやすいため、内容が分かる名前を付けて保存しましょう。

フラットベッドと自動給紙(ADF)の違い

フラットベッドスキャナーは1枚ずつセットするタイプで、サイズや状態を問わずどんな原稿にも対応できるため、綴じられた資料や傷みやすい原稿にも向いています。自動給紙(ADF)は複数枚のバラの紙を自動で読み込むため、複数ページの文書を扱う場合ははるかに速いですが、破れやすい原稿や綴じられた原稿には向かず、詰まりの原因になることがあります。

スマートフォンをスキャナー代わりに使う方法

多くのカメラアプリや専用スキャンアプリは、書類を撮影するだけで端の検出と切り抜き、傾き補正を自動で行い、そのままPDFとして書き出せます。専用のスキャナーが手元になく、数ページだけ手早くデジタル化したい場合に便利な方法です。

よくある質問

スキャナーの保存形式がJPEGやPNGしか選べません。PDFにするにはどうすればいいですか?

スキャンソフトにPDF出力の選択肢がない場合は、まず画像として保存し、無料の画像→PDF変換ツール(サイトやアプリで多数提供されています)を使って1枚以上の画像を1つのPDFにまとめてください。

スキャンしたPDFがぼやけたり、線が入って見えたりするのはなぜですか?

ぼやけは解像度設定が低すぎるか、スキャン中に原稿がずれたことが原因であることが多いです。線や筋が入る場合は、スキャナーのガラス面にホコリや汚れが付着していることが多いため、ガラス面を清掃してから再度スキャンしてみてください。