同じストレッチでも役割が違う
運動前か運動後かによって、ストレッチが果たす役割そのものが変わります。運動前は瞬発力を落とさずに筋肉と関節を運動に備えさせることが目的で、運動後は激しく使った筋肉の長さと緊張を元に戻すことが目的です。どちらも同じように扱ってしまうと、それぞれ本来果たすべき役割を見落としてしまいます。
クールダウンはストレッチだけではない
静的ストレッチは、より広い意味でのクールダウンの一部として行うのが効果的です。数分間の軽いウォーキングや軽い動きで心拍数を徐々に落としたうえで、使った筋群をストレッチすると良いでしょう。激しい運動から一気に座って静止する状態に移ると、翌日思った以上に体が硬く感じられる原因になりがちです。
よくある質問
運動前の静的ストレッチは本当に筋力を弱めるのですか?
60秒以上の静的ストレッチを行うと、直後の瞬発力や筋力の発揮が一時的に低下するという研究結果が複数報告されており、そのため高強度の運動前には動的ストレッチのほうが一般的に推奨されています。
運動後のストレッチは必ず行うべきですか?
必須ではありませんが、筋肉がまだ温まって伸びやすい運動直後に行うほうが柔軟性向上や筋肉の弛緩に効果的とされているため、習慣にしておく価値はあります。