PowerPointが何を「背景」と判断するか
PowerPointの背景削除機能は、被写体らしき部分と背景らしき部分のコントラストや輪郭を検出し、その判定結果を紫色で表示してから確定を求める仕組みです。被写体がはっきりしていて背景がシンプルな写真(無地の壁の前に立つ人物や、シンプルな背景の商品写真など)で特にきれいに機能します。背景が複雑だったり、被写体と背景のコントラストが低かったり、髪の毛のような細かいディテールがあると自動判定の精度は落ちるため、そうした場合こそ手動のペンで調整する価値があります。
自動判定のズレを修正する
最初の自動判定で肩の一部が誤って削除されたり、複雑な輪郭付近の背景が残ってしまったりするのはよくあることです。「保持する領域としてマーク」は削除されそうな部分を残すよう指示するペンで、「削除する領域としてマーク」はその逆です。これらのペンを使う前に画像を拡大しておくと、特に髪の毛や指先のような細部の輪郭を正確になぞりやすくなります。
よくある質問
どんな画像形式でも使えますか?
スライドに挿入済みのJPGやPNGなど標準的な写真形式で使えます。ただし透過部分のあるイラストや図形よりも、写真で使ったほうがきれいな結果になります。
背景削除をあとから元に戻せますか?
はい。画像を選択して「図の形式」タブの「図のリセット」をクリックすれば、いつでも背景を含めた元の画像に戻せます。