ノートは聴衆のためではなく自分のためのもの
プレゼンでよくある失敗は、話す内容をすべてスライドに書き込んでしまうことです。その結果、会場の誰も読まない文字だらけのスライドが出来上がります。発表者ノートを使えばこの問題はきれいに解決します。スライドは聴衆向けにビジュアル重視で最小限にとどめ、詳細な内容は自分だけが見られるノート欄に置いておけるからです。この使い分けだけで、どんな書式のテクニックよりもスライドの見やすさが向上することが多いです。
経過時間表示を使った練習
発表者ビューの経過時間表示は見落とされがちですが、実際にはかなり役立つ機能です。ライブでの発表においてペース配分は最も難しい要素の一つで、時計が見えていれば残りのスライドで時間切れになる前に、話が長引いていることに早めに気づけます。紙に印刷したノートだけで練習するのではなく、発表者ビューを実際に使って少なくとも一度練習しておくと、会場から目をそらさずに時計をちらっと確認する感覚が身につきます。
よくある質問
発表者ノートが誤って聴衆に見えてしまうことはありますか?
発表者ビューが正しく設定されていれば起こりません。自分のパソコンに接続された画面にのみノートが表示され、プロジェクターや共有画面にはスライドだけが送られる仕組みです。ただし表示設定が入れ替わることもまれにあるため、事前に実際の機材で簡単なテストをしておくのがおすすめです。
発表者ノートはスライドと一緒に自動的に印刷されますか?
いいえ。標準設定ではスライドのみが印刷されます。ノートのテキストを一緒に印刷したい場合は、印刷レイアウトの設定で明示的に「ノートページ」を選ぶ必要があります。