PowerPointで発表者ノートを使う方法

スライドには要点だけを見せ、話す内容をぎっしり書き込む必要はありません。とはいえ、話す内容や参考にしたい数字をどこかに残しておきたいものです。発表者ノートを使えば、発表中は自分だけが見られる台本を用意できます。

  1. ノート欄を開く

    編集画面下部の「ノート」ボタンをクリックすると、スライドの下に入力できるテキスト欄が表示されます。

  2. 話す内容をメモする

    そのスライドで話したい内容や、発表中に参照したい統計データなどを自由に入力します。

  3. 発表者ビューを開始する

    スライドショーを開始する際に発表者ビューを使うと、自分の画面にはノートが表示され、聴衆側の画面やプロジェクターにはスライドだけが映ります。

  4. 経過時間表示も活用する

    発表者ビューには経過時間が表示されるため、制限時間のある発表でペース配分をしやすくなります。

ノートは聴衆のためではなく自分のためのもの

プレゼンでよくある失敗は、話す内容をすべてスライドに書き込んでしまうことです。その結果、会場の誰も読まない文字だらけのスライドが出来上がります。発表者ノートを使えばこの問題はきれいに解決します。スライドは聴衆向けにビジュアル重視で最小限にとどめ、詳細な内容は自分だけが見られるノート欄に置いておけるからです。この使い分けだけで、どんな書式のテクニックよりもスライドの見やすさが向上することが多いです。

経過時間表示を使った練習

発表者ビューの経過時間表示は見落とされがちですが、実際にはかなり役立つ機能です。ライブでの発表においてペース配分は最も難しい要素の一つで、時計が見えていれば残りのスライドで時間切れになる前に、話が長引いていることに早めに気づけます。紙に印刷したノートだけで練習するのではなく、発表者ビューを実際に使って少なくとも一度練習しておくと、会場から目をそらさずに時計をちらっと確認する感覚が身につきます。

よくある質問

発表者ノートが誤って聴衆に見えてしまうことはありますか?

発表者ビューが正しく設定されていれば起こりません。自分のパソコンに接続された画面にのみノートが表示され、プロジェクターや共有画面にはスライドだけが送られる仕組みです。ただし表示設定が入れ替わることもまれにあるため、事前に実際の機材で簡単なテストをしておくのがおすすめです。

発表者ノートはスライドと一緒に自動的に印刷されますか?

いいえ。標準設定ではスライドのみが印刷されます。ノートのテキストを一緒に印刷したい場合は、印刷レイアウトの設定で明示的に「ノートページ」を選ぶ必要があります。