セキュリティを重視する構成でこの違いが重要な理由
常時開放されたフォワーディングポートは、使用中かどうかに関わらずインターネット上の自動スキャンに見つかりやすい安定した標的になる。トリガリングは既定で閉じており、特定の通信の直後にごく短時間だけ開くため、自動スキャナーがその開放時間帯を捉えるのははるかに難しく、これが一部のルーターがトリガリング機能を用意している主な理由だ。
トリガリングが常に「優位」とは限らない理由
トリガリングは、まず端末側から通信を送ることが前提になるため、外部から予測できないタイミングで受信接続を開始する必要があるサービス、たとえば外出先から不定期に始めるリモートデスクトップ接続などには向かない。そのため、多くの自宅サーバー用途では今もトリガリングではなくフォワーディングが標準的な選択肢になっている。
よくある質問
同じルーターでポートトリガリングとポートフォワーディングを併用できる?
できる。両方に対応したルーターであれば、ポートやサービスごとに別々のルールを設定して、それぞれ独立して動作させられる。
オンラインゲームやビデオ通話にもポートトリガリングは使える?
端末側から先に通信を送るタイプの用途であれば使える場合が多い。ただし現在の多くのゲームやビデオ通話アプリは、手動設定のトリガリングルールより、UPnPやSTUN・TURNといったNATトラバーサル技術に依存していることが多い。