パスポートの申請・更新の基本 完全ガイド

パスポートの申請・更新は数年に一度しかない手続きなので、毎回やり方を忘れがちです。基本の流れを整理しました。

有効期間は5年か10年

18歳以上は5年用・10年用のどちらかを選んで申請できますが、18歳未満は5年用のみ申請可能です。10年用が18歳以上に限られているのは、2022年の成年年齢引き下げに合わせた扱いによるものです。

主な必要書類

一般旅券発給申請書、戸籍謄本(または抄本、発行から6か月以内)、写真(6か月以内撮影・規定サイズ)、本人確認書類が基本です。切替更新の場合は本籍地に変更がなければ戸籍謄本を省略できることがあります。

申請窓口

住民登録をしている都道府県のパスポートセンター、または都道府県から事務の委任を受けた市区町村の窓口で申請します。

受け取りは原則本人のみ

交付時は申請者本人が窓口に出向いて受け取る必要があり、家族などの代理人による受け取りは原則認められていません。

手数料は年数と年齢で異なる

5年用・10年用、12歳以上・未満によって手数料が異なります。金額は変更されることがあるため、申請時に窓口や外務省の案内で最新の金額を確認するのが確実です。

オンライン申請できる場合もある

条件を満たす切替更新であれば、マイナポータル経由でオンライン申請でき、窓口に行かずに自宅で新しいパスポートを受け取れる仕組みが導入されています。

有効期間内でも切替更新できる

残りの有効期間に関わらず、有効なパスポートを切替更新することができます(手数料や必要書類は通常の更新と同様です)。

海外で紛失した場合

滞在国の日本大使館・総領事館に届け出て、新規パスポートまたは帰国のための渡航書の発給を受ける手続きが必要になります。

戸籍謄本が必要な理由

パスポートは国籍や氏名など本人の身分事項を公的に証明する書類のため、申請時には戸籍に基づいて氏名や本籍などを確認する必要があり、戸籍謄本(または抄本)の提出が求められます。

有効期間の半年前を意識したい理由

渡航先の国によっては、入国時にパスポートの残存有効期間が一定期間(6か月など)以上必要という規定を設けている場合があります。有効期限ぎりぎりのパスポートで渡航を計画すると入国を拒否されるおそれがあるため、早めの更新が安全です。

よくある質問

未成年でも10年用パスポートを申請できますか?

いいえ、18歳未満は5年用のみ申請可能です。18歳以上になれば10年用を選べます。

結婚などで氏名や本籍が変わった場合はどうすればいいですか?

記載事項に変更が生じるため、新しい戸籍謄本を添えて切替更新の手続きを行う必要があります。

パスポートを紛失した場合はどうすればいいですか?

国内であれば警察に遺失届を出し、旅券事務所で失効の届出と新規発給の申請を行います。海外の場合は現地の日本大使館・総領事館に相談してください。

正確な手数料はどこで確認できますか?

手数料は改定されることがあるため、外務省のパスポートに関する公式ページや、申請窓口の最新の案内で確認するのが確実です。