米式表記が分かりにくい理由
「lb」は面積ではなく、紙カテゴリーごとに異なる基準サイズの用紙500枚分の重さを指すため、カテゴリーが違えば同じlb数字でも実際の厚さがまったく異なります。この仕組みは、面積基準のメートル法規格が普及する以前、連量で紙が取引されていた歴史的経緯に由来します。
gsmを使うべき場面
カテゴリーをまたいで紙を比較したいとき、海外の印刷業者に発注するとき、実際の厚さや腰の強さを判断したいときは、常に同じ物理量を表すgsmの方が信頼できる基準になります。
よくある質問
lbの数字が大きければ常に紙が厚いということですか?
同じカテゴリー内でのみ成り立ちます。BondならBond同士、CoverならCover同士でlb数字が大きい方が厚い紙ですが、カテゴリーをまたいだ比較はできません。24lbのBondと24lbのCoverでは厚さがまったく違います。
何gsmくらいから「カードストック(厚紙)」と呼べますか?
厳密な境界はありませんが、120gsm程度までは一般的なコピー・筆記用紙に近い感触で、200gsm以上になると明確に厚紙らしい腰が出てきます。その中間の120~200gsm程度はチラシや簡易的な表紙などによく使われます。