海外通販の免税基準額を理解する

ステップをタップして、免税基準額の仕組みを順番に確認してみましょう。

  1. 基本の免税基準額を理解する

    多くの国では、自己使用目的と認められる輸入品について、一定の「僅少額」基準を下回る場合に関税と輸入税を免除しています。基準額は国によって異なりますが、おおむね20ドル前後から数百ドル程度の範囲に設定されていることが多いです。

  2. 一部の貿易相手国には高い基準額が適用されることを知っておく

    自由貿易協定によっては、特定の相手国から発送された商品に限って、より高い免税基準額が適用されることがあります。そのため、適用される基準額は自国のルールだけでなく発送元の国によっても変わります。

  3. 基準額はあくまで「商品価格」を指すことを理解する

    送料や保険料は免税基準額そのものには含まれません。ただし、基準額を超えて実際に課税される場合は、送料と保険料を含めた金額が課税対象になります。これは別の計算方法です。

  4. 価格に関係なく対象外となる品目を確認する

    医薬品、サプリメント、酒類、たばこ、一部の化粧品や食品などは、金額がどれだけ低くても簡易な免税扱いの対象から外れることが一般的です。

  5. 「自己使用」と認められる基準を理解する

    同じ品目を複数個注文したり、短期間に繰り返し注文したりすると、業者的な購入とみなされ、基準額以下でも課税されることがあります。

  6. 基準額を超えた場合のおおまかな税の仕組みを知っておく

    基準額を超えた分については、品目ごとの関税率に加えて、別途付加価値税(消費税)がかかります。税率はおおむね10〜25%程度が一般的です。

注文を分けても免税枠は増えない

基準額を超えないように、1回の購入をあえて複数回の少額決済に分ける人もいますが、税関が同一購入者の短期間の注文だと認識すれば、まとめて1件として課税されることがあります。基準額を回避しようとするより、実際の金額でそのまま注文するほうが安全です。

高額な商品を買うなら支払い方法も検討しよう

免税基準額を大きく超える高額な買い物の場合、カード決済ではなく海外送金を利用する人もいます。大きな買い物を予定しているなら、海外送金の基本的な仕組みも知っておく価値があります。

よくある質問

1日に何回かに分けて決済すれば、免税を複数回受けられますか?

確実ではありません。税関が同一購入者による短期間の複数注文だと判断すれば、まとめて課税されることがあるため、おすすめできる方法ではありません。

この基準額は今後もずっと同じですか?

いいえ。免税基準額や対象外品目のリストは各国の政策によって設定されており、変更されることがあります。古い情報に頼らず、必ず自国の税関公式サイトで最新の基準を確認しましょう。