海外通販の関税はどう計算される?

ステップをタップして、関税がどのように計算されるのか順番に確認してみましょう。

  1. 簡易通関と一般通関の違いを理解する

    多くの国では、一定の基準額以下で自己使用目的と認められる小口荷物について、関税や輸入税を免除する簡易な通関手続きを設けています。基準額を超える荷物や対象外の品目は、正式な一般通関の手続きを経ることになります。

  2. 簡易通関の対象外品目かどうか確認する

    医薬品、サプリメント(健康食品)、一部の化粧品、酒類、たばこ、一部の食品などは、金額が低くても簡易通関の対象から外れ、審査が必要な一般通関の扱いになることが多くあります。

  3. 課税価格の算出方法を理解する

    実際に関税が課される際は、商品価格そのものではなく、商品価格に国際送料と保険料を加えた金額(CIF価格)を課税価格として計算するのが一般的です。これは免税かどうかを判断する基準額とは別の考え方なので、混同しないよう注意しましょう。

  4. 品目ごとの関税率と付加価値税を確認する

    関税率は国際的な品目分類コード(HSコード)に基づいて品目ごとに異なり、多くの国では関税とは別に付加価値税(消費税)が加算されます。税率はおおむね10〜25%程度が一般的です。

  5. 複数注文が合算課税される可能性を知っておく

    同じ購入者が短期間に複数回に分けて注文した場合、税関がそれらをまとめて1件の輸入とみなし、合算して課税することがあります。

  6. 税関の税額試算サービスで事前に確認する

    多くの国の税関当局は、品目と価格を入力するとおおよその関税額の目安がわかる試算サービスをオンラインで提供しています。

免税基準額と課税価格は同じ数字ではない

免税の基準額は商品価格だけを対象にしていることが一般的ですが、実際に関税が発生する場合は、商品価格に送料と保険料を加えた金額が課税対象になります。この2つを混同すると、想定外の請求額に驚くことになりがちです。

為替レートによって実際の支払額が変わる

関税と付加価値税は決済または通関時点の為替レートで自国通貨に換算されるため、同じ注文でもタイミングによって支払額が変わることがあります。海外通販を頻繁に利用するなら、外貨口座やカードを活用して為替関連コストを抑える方法も知っておく価値があります。

よくある質問

基準額以下なら必ず免税になりますか?

対象外品目でなく、自己使用と認められる場合に限ります。同じ品目を繰り返し注文したり、業者的な数量に見える場合は、基準額以下でも課税されることがあります。

基準額や税率は変わることがありますか?

はい。免税基準額や関税率は各国の政策や貿易協定によって設定されており、変更されることがあります。最新の情報は必ず自国の税関公式サイトで確認しましょう。