OPIc(オピック)試験とは?形式とレベル判定の仕組み

OPIcは文法知識ではなく、実際にその言語でどれだけ意思疎通できるかを測る試験です。

OPIcが測っているもの

OPIc(Oral Proficiency Interview-computer)は、ACTFL(全米外国語教育協会)が開発した、コンピューターを使った半直接方式のスピーキング面接試験です。文法や語彙の知識そのものよりも、実際に言葉でやり取りする力を測ることに重点が置かれています。

試験の実際の進め方

試験前のアンケートで、仕事や趣味、旅行など自分が話しやすいトピックと、自己申告の難易度を選びます。本番では画面に表示される質問に対し、制限時間内に話した内容を録音して回答します。

点数ではなくレベルで判定

結果は素点や百分率ではなく、ACTFLの熟達度スケールに基づくレベル(おおまかにNovice〜Advancedの範囲で、それぞれさらに細かい段階に分かれます)で示されます。

事前アンケートの難易度選択が重要な理由

試験前のアンケートは出題される難易度の目安も左右するため、実力とかけ離れた高い難易度を選ぶより、自分の実際のレベルに近い難易度を選ぶ方が、結果の精度が上がりやすいとされています。

OPIcの結果が使われる場面

複数の国の企業や大学などの機関が、英語(またはその他の言語)のスピーキング力を確認する資料としてOPIc結果を採用し、採用選考や入学審査などに利用しています。求められるレベルは機関ごとに異なります。

文法試験ではなく、話す力そのものを測る試験

読解・リスニング・ライティングを組み合わせた試験と違い、OPIcは即興のスピーキング回答だけに特化しています。そのため対策の仕方も異なり、文法規則や単語を暗記するより、身近なトピックについて声に出して話す練習の方が重要になる傾向があります。

志望先が実際に求めるレベルを確認しておく

OPIcは単一の合否ラインではなく熟達度レベルで結果が示され、企業や学校によって求める最低レベルも目的も大きく異なるため、漠然とした目標を思い描くより、応募先が実際に求めるレベルを個別に確認しておくことが大切です。

よくある質問

OPIcは特定の国だけで使われている試験ですか?

いいえ。OPIcはACTFL提携のテストセンターを通じて国際的に実施されており、複数の国の企業や学校などが、主に英語のスピーキング力を確認する目的で活用しています。

IELTSやTOEFLのスピーキングセクションとは何が違いますか?

OPIcはリーディングやリスニングを含む総合試験の一部ではなく、スピーキング面接単体の試験である点、そして数値のバンドスコアではなくACTFLの熟達度レベルで結果が示される点が異なります。