1-3-5ルールで1日のタスクを整理する方法

1-3-5ルールは、ToDoリストが際限なく膨らんで手に負えなくなるのを防ぐシンプルな考え方です。

大1つ、中3つ、小5つ

1日に取り組むタスクを、大きなタスク1つ、中くらいのタスク3つ、小さなタスク5つ、合計9個に意図的に絞り込みます。数を制限すること自体が、リストが無限に膨らむのを防ぐ仕組みです。

「9個」という上限がポイント

多くの人は1日にこなせる量を大幅に見誤ります。9個という上限を設けることで、思いついたことを片っ端から書き出すのではなく、本当に優先すべきものを選び抜かざるを得なくなります。

大きなタスクがその日の軸になる

「大きなタスク」は通常、最も影響が大きい、または締め切りが最も近いものを指し、疲れが出やすい1日の終盤に無理やり詰め込むのではなく、優先的に取り組むべき位置づけです。

小さなタスクは「おまけ」ではなく推進力

メール返信や2分で終わる用事といった小さなタスクを5つ入れるのは、小さな達成を積み重ねることで前に進んでいる実感が生まれ、大きなタスクに取り組む勢いにつながるからです。

厳密な数式ではなく、あくまで目安

日によっては小さなタスクが少なかったり、中くらいのタスクが1つ多かったりしても問題ありません。重要なのは毎日きっちり1-3-5に分けることではなく、全体の総数を抑えることです。

1-3-5ルールの由来

この方法は、生産性に関する著作で知られるライターのAlex Cavoulacosが広めたとされており、15個ものタスクを詰め込んだ非現実的なToDoリストを作って、その日の終わりにほとんど消化できず落ち込む、というありがちな習慣への対策として考案されました。

タイムブロッキングなど他の手法との違い

タイムブロッキングのように特定のタスクに何時から何時までと時間を割り当てるものではなく、1-3-5ルールはあくまで「予定に入れてよいタスクの数」を制限するだけの仕組みです。カレンダーやタイムブロッキングと組み合わせ、1-3-5はその日のリストに何を載せるかを決める段階だけに使う人も多くいます。

よくある質問

9個すべてを終えられなかった場合はどうすればいいですか?

そういう日があって当然です。終わらなかったタスクは通常翌日のリストに繰り越し、ほとんどの日でこなしきれない状態が続くようなら、それは自己嫌悪の材料ではなく、見積もりを小さくすべきというサインです。

仕事のタスクとプライベートのタスクを1つのリストに混ぜてもいいですか?

問題ありません。多くの人が両方を1つのリストにまとめており、重要なのはタスクの種類を分けることではなく、1日にこなせる総量を管理することです。