なぜ同じセットでも式によって推定値が変わるのか
Epley式とBrzycki式はそれぞれ異なるトレーニングデータをもとに導き出された数式であり、回数と重量の関係の捉え方が異なります。どちらが絶対的に正しいというものではなく、2つの推定値の平均を使ったり、どちらか一方の式を選んで継続的に記録し推移を追う使い方が一般的です。
推定1RMは計画のための数値であり、実際に挙がる保証ではない
これらの推定式は、種目や個人差、実際のセットがどれだけ限界に近かったかによって精度が変わる前提の上に成り立っています。推定1RMはトレーニング強度を設定するための実用的な目安として活用し、実際に1回だけ挙げられる保証がある数値とは考えないようにしましょう。
よくある質問
Epley式とBrzycki式、どちらの方が正確ですか?
どちらが絶対的に正確ということはありません。おおむね1〜5回程度の範囲では近い値になり、回数が増えるほど差が広がる傾向があり、Epley式の方がやや高めに出やすい傾向があります。多くのトレーニングプログラムはどちらか一方を選び、継続的に使い続けています。
15回以上の高回数セットから1RMを推定してもいいですか?
計算自体は可能ですが、回数が非常に多くなると筋持久力の影響が純粋な筋力よりも大きく数値に反映されるため、推定精度は大きく下がります。3〜8回程度のセットから推定する方が信頼性の高い数値になります。