お中元・お歳暮の基本マナー 完全ガイド

お世話になった人へ感謝を伝えるお中元・お歳暮について、時期とマナーの基本を整理しました。

お中元とは

1年の上半期の区切りに、日頃お世話になっている人へ感謝の気持ちを込めて品物を贈る夏の風習です。

お歳暮とは

1年の締めくくりに、お世話になった人へ感謝を伝えるために品物を贈る年末の風習で、一般的にお中元よりも重視される傾向があります。

お中元の時期は地域で異なる

関東では7月上旬から7月15日頃まで、関西など西日本では月遅れの8月上旬から8月15日頃までとされるなど、地域によって時期の目安が異なります。

お歳暮の時期の目安

全国的に12月上旬から12月20日頃までに贈るのが一般的とされ、年末ぎりぎりの慌ただしい時期(12月29日以降など)は避けるのが望ましいとされます。

時期を逃したときの表書き

お中元の時期を過ぎた場合は「暑中御見舞」や「残暑御見舞」、お歳暮の時期を過ぎた場合は「御年賀」や「寒中御見舞」といった表書きに変えて贈るのがマナーとされます。

のし紙の書き方

紅白の蝶結び(何度あっても良いお祝い事に使う結び方)の水引ののし紙を使い、上段に「御中元」または「御歳暮」、下段に自分の名字(または名前)を書くのが基本です。

贈る相手の例

実家の両親、仲人、会社の上司や取引先など、日頃お世話になっている人に贈るのが一般的で、近年は簡略化して特にお世話になった人だけに贈る家庭や企業も増えています。

一般的な予算の目安

品物の相場は3,000円から5,000円程度が目安とされることが多いですが、相手との関係性や地域の慣習によって幅があります。

お中元とお歳暮、両方贈るべきか

本来は感謝を伝える機会として、お中元とお歳暮を両方贈るのが丁寧とされますが、どちらか一方しか贈らない場合は、1年の締めくくりとなるお歳暮の方が重視される傾向にあるとされます。

贈り物の定番と近年の傾向

伝統的には食品や飲料などの消耗品が定番とされ、好みが分かれにくく気を遣わせにくい点が理由とされます。近年はカタログギフトを贈り、相手に品物を選んでもらう形も広く定着しています。

よくある質問

お中元・お歳暮にお返しは必要ですか?

お中元・お歳暮は基本的にお返し(返礼品)が必須のマナーとされているものではありませんが、感謝の気持ちを伝えるお礼状を送るのが望ましいとされています。

喪中のときにお中元・お歳暮を贈っても良いですか?

お中元・お歳暮はお祝い事ではなく感謝を伝える贈り物とされているため、自分や相手が喪中であっても贈って問題ないとされています。ただし、紅白の水引を避けるなど品物選びに配慮する人もいます。

会社の取引先に贈る場合、会社の経費として扱えますか?

取引先への贈答は交際費として扱われることが一般的ですが、税務上の扱いは金額や状況によって異なるため、勤務先の経理担当や税理士に確認するのが確実です。

一度お中元・お歳暮を贈ると、毎年贈り続けなければいけませんか?

明確な決まりはありませんが、一度贈り始めた相手には毎年続けるのが望ましいとされる考え方が一般的です。今後も継続的な関係が見込めるかを踏まえて贈り始めるのが良いとされています。