なぜ一部のチームは日付ベースのロードマップから離れるのか
遠い未来の項目に具体的な日付をつけると、チームとしては大まかな推測のつもりであっても、関係者からは約束として受け取られがちです。そして当初の見積もりがどれだけ妥当であったとしても、日付が守られなければ信頼は損なわれます。Now-Next-Laterは、おそらく外れる日付を示す代わりに、列の位置によって確信度を暗黙的に伝えることでこの問題を回避します。
トレードオフ:関係者にとっての予測しやすさが下がる
Now-Next-Laterの正直さには実際の代償があります。マーケティング施策の開始日や契約上の締め切りなど、具体的な日付を基準に調整する必要のある関係者にとっては、計画の立てにくさが増します。外部との強いコミットメントを抱えるチームは、内部の優先順位付けにはNow-Next-Laterを使い、何かがNowに移った段階で具体的な日付を別途交渉するというハイブリッドな運用が必要になることが多いです。
よくある質問
Now-Next-Laterロードマップはどれくらいの頻度で更新すべきですか?
一般的には数週間から1ヶ月に一度見直し、調整します。この形式は今現在の考えを反映するためのものであり、項目は時間の経過とともにLaterからNext、Nowへと目に見える形で移っていくべきです。まったく動かないロードマップは、実際に活用されていないサインと言えます。
Now-Next-Laterは社外向け・顧客向けのロードマップにも使えますか?
使えます。むしろ公開プロダクトロードマップでよく選ばれる形式です。チームが守れないかもしれない具体的な日付を約束することなく方向性を顧客に伝えられるためで、日付にコミットしてしまう公開ロードマップがよく引き起こす不満を避けられます。