飲み会のマナー(忘年会・新年会・歓送迎会) 完全ガイド

忘年会・新年会・歓送迎会など、日本の職場でよくある飲み会の基本的なマナーを整理しました。

乾杯までは飲み始めない

全員に飲み物が行き渡り、幹事や上司の音頭で「乾杯」の発声があるまでは、飲み物に口をつけずに待つのが基本的なマナーとされています。

最初の一杯を選ぶ場面

「とりあえずビール」という言葉があるように、乾杯の一杯目は全員で同じ飲み物にそろえる文化が根強く残っていますが、近年は個人の好みを優先する職場も増えています。

お酌の基本

目上の人のグラスが空きそうになったら注ぐ、自分のグラスに自分で注ぐのは避けるといった慣習が伝統的にありますが、最近はセルフスタイルを歓迎する場も増えており、職場の雰囲気に合わせる姿勢が大切です。

席順(上座・下座)の考え方

入口から遠い、見晴らしの良い席が「上座」とされ、目上の人や取引先に座ってもらうのが基本です。入口に近い席は「下座」とされ、幹事や年次が下の人が座ることが多いとされています。

幹事の役割

幹事は店の予約、会費の集金、席順や進行の調整などを担当します。新人や若手が任されることが多い役割ですが、会全体の印象を左右する重要な役目です。

一次会・二次会の流れ

最初の会場でのお開き後、希望者だけで別の店に移動する「二次会」が行われることがあります。参加は基本的に任意で、無理に付き合う必要はないとされています。

締めの挨拶(中締め)

一次会の終わりに、三本締め・一本締めなどの手拍子で場を締める「中締め」が行われることがあります。これは正式な終了ではなく、その後帰る人と二次会に向かう人が分かれる区切りの意味合いがあります。

「お酒を飲む力」より「気配り」が評価される場

飲み会は業務時間外の親睦の場という位置づけが基本で、お酒を飲む量や強さそのものより、周囲への気配りやコミュニケーションの姿勢が評価されやすい場と言われています。

無理に飲む必要はない

体質や健康上の理由でお酒が飲めない、または飲みたくない場合は、ソフトドリンクを頼んでも問題ありません。近年は「飲めない人への配慮」も職場マナーの一部として意識されるようになっています。

よくある質問

お酒が飲めない場合、飲み会自体を断ってもいいですか?

参加そのものを断るかどうかは職場の雰囲気や関係性によりますが、参加した上でソフトドリンクを頼むという選択も一般的で、無理に飲酒を強要することは近年問題視される傾向にあります。

上座・下座がよく分からない場合はどうすればいいですか?

幹事や年長者に「どちらに座ればよろしいでしょうか」と一言確認するのが無難です。案内された席にそのまま座ることで大きな失礼にはなりません。

二次会には必ず参加しないといけませんか?

いいえ、二次会への参加は基本的に任意です。事情がある場合は一次会の締めのタイミングで丁寧に断って帰っても問題ありません。