SMBのバージョン違いが接続不能の原因になることがある
ネットワークドライブのファイル共有は、ほとんどの場合SMB(Server Message Block)というプロトコルで行われます。古いNASや旧式の機器の中には、安全性の低い旧バージョンのSMB1にしか対応していないものがあり、最近のWindowsやmacOSはセキュリティ上の理由からSMB1を標準で無効にしています。これまで接続できていたドライブが急につながらなくなった場合、対象機器でSMB1を有効化する必要があるか、あるいはSMB2/SMB3に対応させるようアップデートできないかを確認するのが定番の対処法です。
ネットワークドライブとクラウド同期フォルダ、それぞれの特徴
ネットワークドライブは共有元の機器と同じネットワークにいる間(またはVPN経由で接続している間)しか使えず、ファイルのローカルコピーを持たないためオフラインでは開けません。一方、主要なクラウドストレージが提供する同期フォルダはローカルにコピーを保持するためオフラインでも使え、自動的に更新されますが、月額料金がかかり、ファイルが自分のネットワークの外に置かれることになります。オフラインアクセスの必要性と、社内・家庭内ネットワークだけで完結させたいというプライバシー面のどちらを優先するかで選ぶとよいでしょう。
よくある質問
ネットワークドライブの接続にインターネット接続は必要ですか?
いいえ、必要ありません。両方の機器が同じローカルネットワーク(同じ家庭用・オフィス用ルーター配下)にあれば、インターネット接続なしでも接続できます。そのネットワークの外部から接続したい場合は、VPNやダイナミックDNSの設定という別の仕組みが必要になります。
接続していたネットワークドライブが急に消えてしまいました。なぜですか?
よくある原因は、対象機器がスリープモードに入った、固定IPでない場合にIPアドレスが変わった、一時的にネットワークが切断された、などです。まず再接続を試し、頻繁に切れる場合は対象機器に固定IPアドレスを設定しておくことをおすすめします。