結果は単独ではなく、一連の流れとして読む
この手順の本当の価値は、どれか1つのコマンド単体ではなく、結果同士がどうつながっているかにあります。ゲートウェイへのpingは成功するのに外部へのpingが失敗するなら、家庭内ネットワークよりも通信事業者側の回線を疑うべきです。外部pingは成功するのにドメイン名へのpingだけ失敗するなら、問題はDNSに絞り込まれます。それぞれのステップは、次のステップで疑うべき範囲を絞り込むためにあります。
さらに踏み込んだツールに切り替えるタイミング
これらのコマンドは、問題を自分の機器・ルーター・通信事業者の回線・DNSといったおおまかな領域まで絞り込むには十分ですが、なぜそうなっているのかまでは必ずしも教えてくれません。tracertで特定の区間が遅いと分かったら、そのステップだけを深掘りするか、パケットキャプチャで詳しく調べるのが、ping結果だけで推測を続けるより自然な次の一手です。
よくある質問
コマンドを入力しても何も表示されません。
Windowsではスタートメニューから「コマンドプロンプト」を、Macでは「ターミナル」アプリを開いて入力する必要があります。ファイアウォールやセキュリティソフトがping応答自体をブロックしていることもあるため、特定のサイトだけ応答がない場合、そのサイト側の設定が原因のこともあります。
すべての手順を必ず試す必要がありますか?
いいえ。順番に進めていき、問題が起きている段階を見つけたら、そこで原因を絞り込めば十分です。例えばゲートウェイへのpingは成功するのに外部へのpingが失敗する場合、それ以降の手順よりも先にインターネット回線自体を点検するほうが効率的です。