引っ越しトラックの適切なサイズの選び方

小さすぎるトラックを借りると往復が必要になり、大きすぎるトラックはレンタル代とガソリン代の無駄になります。サイズ選びの基本を整理しました。

トラックサイズの目安と部屋の広さの対応

おおよその目安として、軽トラックはワンルーム〜1K程度、2tショートトラックは1DK〜2DK程度、2t(ロング)〜3tトラックは2LDK〜3LDK程度、4tトラックは3LDK〜ファミリー向けの一戸建てなど大きな荷物量に対応します。これはあくまで業界でよく使われる目安であり、厳密な線引きではありません。

間取りだけでなく荷物の総量で考える

引っ越し業者は間取りに加えて、段ボールの想定個数や大型家具の有無をヒアリングして見積もりを出すことが多く、すでに自分の荷物量をある程度把握している場合は、間取りだけに頼るより総量ベースで考えた方が正確な見積もりに近づきます。

家具は段ボールより見た目以上に場所を取る

ソファ、マットレス、タンス、家電などの大型家具は、その重さの割に不規則な形とかさばりのためトラック内で場所を大きく占めます。段ボールの数が同程度の2世帯でも、家具の量によって必要なトラックサイズがはっきり変わることがあります。

近距離の引っ越しと長距離の引っ越しの違い

近距離の引っ越しであれば、多少小さめのトラックを選んでも短い距離の往復で対応できる程度の不便で済みます。しかし長距離の引っ越しでは、積みきれずもう一往復となると時間・ガソリン代・費用の負担が非常に大きくなるため、長距離ほど余裕を持ったサイズを選ぶべきとされています。

迷ったら一回り大きいサイズを選ぶのが基本

トラックのレンタル料金は隣り合うサイズ同士であれば差が小さいことが多く、荷物が入りきらず往復や追加の緊急手配になる手間やコストと比べれば、見積もりがサイズの境界線上にある場合は一回り大きいサイズを選んでおく方が結果的に安心です。

間取りはあくまで大まかな目安にすぎない理由

間取りが目安として使われるのは、世帯全体の荷物量とゆるやかに相関するからにすぎません。実際には家具がぎっしり詰まった1Kの方が、物が少ないシンプルな2DKより多くのトラック容量を必要とすることもあります。家具が特に多い人、物置代わりのガレージがある人、書斎や作業部屋の設備がある人は、間取りだけを基準にせず、余裕を持ったサイズを選ぶべきです。

引っ越し業者のサイズ診断ツールが余裕を持った提案になりやすい理由

多くの引っ越し業者は部屋数や家具の有無を入力するオンラインのサイズ診断ツールを提供していますが、こうしたツールは必要最低限よりやや大きめのトラックを提案する傾向があります。トラックが小さすぎて荷物が積みきれないという事態は、少し余分に料金を払って大きめのトラックを借りるより、業者にとってもはるかに悪い結果につながるためです。

よくある質問

大きいトラック1台を借りるのと、小さいトラックで2往復するのはどちらが安いですか?

ガソリン代、走行距離に応じた料金、往復にかかる時間コストを含めて考えると、ごく短距離の引っ越しを除けば、多くの場合大きめのトラック1台で済ませた方が結果的に安く早くなります。ただし正確な料金は利用するレンタル業者と距離によって比較する必要があります。

まだ梱包していない段ボールの分もサイズ計算に含める必要がありますか?

はい。梱包が終わる前は最終的な段ボールの個数を過小評価しがちなので、まだすべての荷物を梱包・棚卸ししていない場合は、多めに見積もるか、余裕を持ったサイズを選ぶことを多くの引っ越しガイドが勧めています。