マルウェアの基礎知識(ウイルス・ワーム・トロイの木馬・スパイウェア)

項目をタップすると、マルウェアの種類の違いと、実際に身を守るための習慣を確認できます。

ウイルス・ワーム・トロイの木馬・スパイウェアの違い

ウイルスは他のファイルに寄生し、そのファイルが実行されると一緒に広がります。ワームはユーザーの操作なしに、自らネットワークを通じて広がります。トロイの木馬は正規のソフトウェアを装って侵入し、スパイウェアはユーザーに気づかれないよう情報を収集して外部に送信します。それぞれ広がり方や目的が異なります。

主な感染経路(違法ダウンロード、メール添付ファイルなど)

出所が不明な違法ダウンロードサイト、クラック版ソフトウェア、メールの添付ファイル、悪意ある広告(マルバタイジング)などが、マルウェアが侵入する代表的な経路です。

ウイルス対策ソフトとリアルタイム保護機能の役割

ウイルス対策ソフトは、既知のマルウェアの特徴(シグネチャ)をデータベースと照合したり、不審な動作パターンを分析したりして検知を行い、リアルタイム保護機能を有効にしておくことで、ファイルが実行される前に事前にブロックできます。

OSやソフトウェアを最新に保つべき理由(セキュリティパッチ)

ソフトウェアの開発元は、新たに発見されたセキュリティ上の脆弱性を塞ぐためにアップデートを配布しています。アップデートを先延ばしにすると、すでに公開されている脆弱性を狙った攻撃にそのままさらされるリスクが高まります。

感染が疑われる症状に気づく

パソコンが普段よりも明らかに遅くなった、見覚えのないプログラムが勝手に起動する、ブラウザの起動時のページが勝手に変わっていた、といった症状があれば、マルウェア感染を疑ってみる価値があります。

安全なダウンロード習慣を身につける

ソフトウェアは必ず公式サイトまたは公式のアプリストアからダウンロードし、インストール時に一緒に提供されるバンドルプログラムについては、内容をよく確認したうえで不要なものはインストールを拒否するようにしましょう。

マルウェアが進化し続ける理由

マルウェアは目的や手口によっていくつかの種類に分かれており、攻撃者はウイルス対策ソフトの検知をすり抜けるために新しい亜種を絶えず作り出しています。それぞれの種類の特徴を知っておくことで、怪しい状況にいち早く気づけるようになります。

モバイル端末も無関係ではない

マルウェアはパソコンだけの問題ではありません。公式のアプリストア以外からインストールされたアプリや、必要以上に多くの権限を要求してくるアプリは、気づかないうちにスマートフォン上で情報を収集したり、不正な課金を発生させたりすることがあります。公式アプリストアを利用し、要求される権限を確認する習慣は、パソコンと同じくらいスマートフォンにも当てはまります。

よくある質問

Macはマルウェアに対して比較的安全ですか?

Macが標的になりにくかったのは事実ですが、近年ではmacOSを狙ったマルウェアも着実に増えているため、使用しているOSに関係なく、基本的なセキュリティ習慣を守ることが重要です。

ウイルス対策ソフトを複数同時にインストールすると、より安全になりますか?

複数のウイルス対策ソフトを同時に動かすと、互いに干渉してシステムが不安定になったり、かえって検知性能が落ちたりすることがあります。信頼できるウイルス対策ソフトを一つ、きちんと運用するほうが効果的です。