ショート側があることでリスクの性質が変わる理由
ロングオンリーのポジションでは、最悪の場合でも投じた資金の100%を失うだけで済みます。しかしショートポジションはその逆で、株価が上昇し続ける限り理論上損失に上限がありません。株価がどこまで上がるかに制限がないためです。この非対称性があるからこそ、ロング・ショート運用者は銘柄選定と同じくらい、ポジション上限や損切りルール、貸株コストの管理といったリスク管理に力を注ぎます。
一般的な教育目的の情報であり、投資助言ではありません
このページはロング・ショート投資の一般的な仕組みを解説する教育目的のコンテンツであり、特定のファンドや商品の購入を推奨するものではありません。ロング・ショートファンドの提供状況、規制、報酬体系は国や証券会社によって大きく異なるため、投資前に必ず最新の目論見書や開示資料を確認してください。
よくある質問
ロング・ショートファンドは下落相場でも必ず利益が出ますか?
いいえ。市場の方向性に依存しないリターンを狙う設計であって、利益を保証するものではありません。運用者の銘柄選択が外れれば、市場全体が下落していなくてもロング・ショートファンドが損失を出すことはあります。「マーケットニュートラル」は目標であって、結果を保証する概念ではありません。
個人投資家が自分でロング・ショート戦略を実践できますか?
理論上は可能ですが、空売りには信用取引口座や貸株の条件などの参入障壁があり、2つの逆方向のポジションを同時に管理するにはリスク管理の実務経験が必要です。多くの個人投資家にとっては、既存のロング・ショートファンドやETFを活用する方が現実的です。