なぜ配分がここまで大きく変化するのか
ある期間の利息は、単純に残っている残高にその期間の利率を掛けたものであり、総返済額はローンの条件によって固定されています。返済のたびに残高が少しずつ減っていくため、利息額も少しずつ減り、その差額分が自動的により大きな元金部分として流れ込みます。これは途中から与えられる恩恵ではなく、計算の仕組み上、純粋に機械的に起こる結果です。
元利均等返済型ローンと単利型・利息のみ返済型ローンの違い
すべてのローンがこのように元利均等返済されるわけではありません。一部のローンは一定期間、利息のみの返済となっており、その期間中は返済額がまったく元金を減らさず、期間終了後に返済額が急に上がり、そこから元利均等返済が始まることが一般的です。一方、住宅ローンや標準的な自動車ローン、ほとんどの個人向けローンは、最初の返済から完全に元利均等返済されます。
よくある質問
毎月少し多めに返済すると、本当に目に見える差が出ますか?
はい、特に住宅ローンのような長期のローンの早い段階では大きな差が出ます。なぜなら、その追加分はそれ以降、ローン期間の残り全体にわたって利息が発生しなくなるからです。追加返済を行うタイミングが早いほど、一般的に節約できる総利息額は大きくなりますが、正確な節約額はローンの金利や期間、追加返済がどう充当されるかによって異なります。
なぜ支払う総利息が借入額よりもはるかに多く見えるのですか?
特に金利が高い場合、長期間にわたって初期のまだ高い残高に対して発生した利息が積み重なると、当初の借入額に対してかなり大きな金額になることがあります。これは元利均等返済型ローンでは普通のことであり、だからこそ期間を短くしたり元金に追加返済したりすることで総利息が減るのです。