リップティント種類・持続力比較完全ガイド

「リップティント」と一口に言っても、仕上がりや持続力が大きく異なるいくつかの処方が存在します。代表的なタイプごとの違いを整理しました。

ウォーターティント

さらりとした水ベースの処方で、透明感のある自然な色づきと、べたつかないみずみずしい仕上がりが特徴です。部分的に剥がれるより均一に薄れていく傾向がありますが、ティントの中では色の重ねやすさが控えめです。

ベルベット・マットティント

顔料密度が高い濃厚な処方で、乾くとツヤのないパウダリーなマット質感になります。最もしっかりとしたカバー力と、一般的に最も長い持続力を実現しますが、唇の乾燥感が他のタイプより出やすいのがトレードオフです。

グロッシー(オイル)ティント

オイルやバームをベースに色を配合し、ツヤ感とふっくらとした見た目を演出する処方です。装着感が良く保湿力も高い反面、飲食や会話でツヤ層が移りやすく、一般的に最も持続力が短いタイプです。

ゼリー・グラスティント

ウォーターティントとグロッシーティントの中間に位置する半透明でジェル状の処方です。ウォーターティントより発色があり、完全な不透明感ではなくガラスのような透明感のあるツヤが特徴で、「グラススキン」風の仕上がりが名前の由来です。

塗る順番が持続力を左右する

清潔で角質ケア済みの、余分なリップバームを軽く拭き取ったやや乾いた唇に、薄く塗って数秒おいてから重ねるほうが、一度に厚く濡れた状態で塗るより、どのタイプのティントでも長持ちしやすくなります。

カバー力と持続力はトレードオフになりやすい

ブランドを問わず一般的な傾向として、マットに近い濃厚な仕上がり(ベルベット・マットティント)は装着感を犠牲に持続力を得て、ツヤのある装着感の良い仕上がり(オイルティント)は持続力を犠牲に快適さを得る形になり、ウォーターティントやゼリーティントはその中間に位置します。両方を同時に最大化するタイプは基本的にありません。

異なるタイプを重ねる塗り方もよく使われる

持続力のあるベース(ウォーターティントやベルベットティント)を先に塗って定着させ、その上から唇の中央だけに少量のグロッシーティントやバームを重ねるという方法がよく使われます。色の持続力を保ちながら、グロスならではのふっくらとした立体感も加えられるテクニックです。

よくある質問

最も持続力が高いリップティントの種類はどれですか?

一般的にはベルベット・マットティントが、顔料密度の高さと移りにくいパウダリーな仕上がりから最も長持ちしますが、「一番長持ち」かどうかは処方や、塗った後にどれだけ飲食するかによっても変わります。

ティントを塗る前に唇の下準備は必要ですか?

事前に古い角質をケアし、余分なリップバームを拭き取っておくと、ティントが唇の表面によりムラなく密着し長持ちしやすくなります。すでに油分のある層の上より、肌そのものに密着するほうがティントは定着しやすいためです。