右折信号の種類と青信号での右折ルール

交差点での右折の仕組みを2つのパターンに分けて解説します。信号の種類を正しく理解して、安全に右折しましょう。

  1. 専用信号右折と対面通行右折の違い

    専用信号右折は、右折専用の青矢印信号が出ているときだけ右折できる方式で、その間は対向車は赤信号で止められています。対面通行右折は、通常の青信号中に対向車の切れ目を見極めて運転者の判断で右折する方式です。交差点ごとに標識や路面表示でどちらの方式かが案内されています。

  2. 対面通行右折で必ず守るべき注意点

    対面通行右折ができるのは青信号のときだけで、対向直進車がいる場合は右折車が譲る義務があります。この状態で事故が起きると、多くの場合右折車側の過失割合が高く認定される傾向があります。

  3. 「右折可」の標識・表示の意味

    「右折可」の表示がある交差点では、右折専用の矢印信号が出ているときはもちろん、通常の青信号中でも対向車がいなければ対面通行で右折できることを意味します。表示の正確な解釈は、現場の状況と自治体ごとの標識の文言をあわせて確認することが大切です。

  4. 右折時の信号無視に対する罰則の考え方

    赤信号で右折したり、専用信号交差点で赤矢印のときに右折したりすると信号無視として反則金や違反点数の対象になり得ます。正確な金額や点数は車種や取り締まり方法によって異なるため、最新の公式情報で確認するのが安全です。

  5. 右折に関わる事故と重過失事故

    信号無視の右折によって事故が発生すると、多くの法体系で重大な過失として扱われ、任意保険に加入していても刑事責任を問われる可能性があります。正確な過失判断は事故の状況によって異なるため、警察の調査や保険会社の判断をあわせて確認する必要があります。

  6. 黄信号での右折判断

    黄信号に変わった時点ですでに交差点に進入していた場合は、速やかに右折を完了させるのが原則です。まだ進入していない場合は停止線の手前で停止する必要があります。判断に迷う状況では、無理に進行せず安全を優先しましょう。

対面通行右折がわかりにくい理由

対面通行右折には専用の信号がなく、対向車の切れ目を読む判断もタイミングも、歩行者への注意もすべて運転者自身に委ねられます。だからこそ、特に運転経験の浅いドライバーにとって交差点事故の原因になりやすい場面のひとつです。

対向車が少なくても油断は禁物

対向車があまり来ない交差点でも、対面通行右折では横断歩道の歩行者や自転車、思ったより速く近づいてくる車両への注意が欠かせません。道が空いているからと油断せず、交通量の多い交差点と同じ慎重さで右折する習慣をつけることが安全につながります。

よくある質問

赤信号で対面通行右折をしてもいいですか?

いいえ、対面通行右折ができるのは青信号のときだけです。赤信号での右折は信号無視として扱われます。

対面通行右折中に事故を起こしたら、どちらの過失になりますか?

多くの法体系では、右折する車両が対向直進車に道を譲る義務があるとされているため、右折中の事故では右折車側の過失割合が高くなる傾向があります。正確な割合は事故の状況によって異なります。