蛍光灯からLEDへの交換方法

蛍光灯をLEDに交換するのはよくあるDIYですが、何よりもまず電気の安全対策から始まり、それで終わります。手順通りに進め、少しでも不安を感じたら中断しましょう。

  1. [安全第一] スイッチではなくブレーカーで電源を落とす

    作業を始める前に、分電盤でその照明専用のブレーカー、または全体のブレーカーを落として電源を確実に遮断します。壁のスイッチをオフにしただけでは器具内部の配線に電気が流れている場合があるため、作業中はブレーカーが落ちていることを必ず再確認してください。

  2. 器具のカバーを外し、古い蛍光灯を取り外す

    器具のカバーやレンズを慎重に取り外し、古い蛍光灯(直管型または丸型)をソケットから回して抜き取ります。

  3. 安定器の有無と種類を確認する

    器具内部に安定器(磁気式または電子式)があるかを確認します。取り付けるLED製品が既存の安定器に対応するタイプか、安定器を撤去する直結タイプかによってその後の作業が変わるため、購入前に製品仕様を確認し、器具の方式に合った製品を選びましょう。

  4. 直結型LEDの場合は安定器を撤去し配線し直す

    直結型のLED製品を使う場合は、既存の安定器を器具から取り外し、製品付属の配線図に従って電源線をソケット両端に直接接続します。配線を誤ると点滅や故障の原因になるため、付属の配線図を正確に守ってください。

  5. LEDモジュール一体型に器具ごと交換する方法

    配線作業に不安がある場合は、既存の器具を丸ごと取り外し、LEDモジュールが最初から内蔵された新しい器具に交換するほうが簡単で、配線ミスのリスクも少なくなります。

  6. 配線をつないだら絶縁テープでしっかり処理する

    接続部分の被覆が剥けていないか確認し、接続箇所は絶縁テープや専用コネクターで完全に包んで、むき出しの電線が残らないようにします。

  7. 電源を入れて確認し、不安なら専門家に任せる

    組み立てが終わったらブレーカーを戻し、正常に点灯するか確認します。配線が複雑だったり器具が古く状態が読めない場合は、無理に自分で進めるより電気工事の資格を持つ専門家に依頼するほうが安全です。

安全を守るのはスイッチではなくブレーカー

古い器具の多くでは、壁のスイッチが回路の片側だけを遮断している場合があり、照明が消えて見えても内部の配線に電気が通っていることがあります。分電盤のブレーカーで電源を落とし、それを確認してから配線に触れることが、この作業全体の中で最も重要なステップです。

器具に合ったLED製品を選べば大半のトラブルは防げる

安定器対応型と安定器バイパス(直結)型のLED管は見た目がほとんど同じでも配線方法がまったく異なり、種類を間違えたり直結型を誤配線したりすることが、点滅や異音、点灯しないといったトラブルの最も多い原因です。作業を始める前に製品の取り付け図をよく読んでおくことで、ホームセンターへの二度手間を防げます。

よくある質問

ブレーカーではなく壁のスイッチをオフにするだけでも安全ですか?

いいえ。器具の配線によってはスイッチが片方の電線しか遮断しておらず、回路の他の部分には電気が流れたままになっている可能性があります。器具を開ける前には必ず、その回路のブレーカー(どれか分からない場合は主幹ブレーカー)を落としてください。

安定器バイパス型と安定器対応型のどちらのLED管が必要か、どう見分ければいいですか?

購入するLED製品のパッケージや仕様書を確認してください。既存の安定器を撤去する必要がある(直結・バイパス)タイプか、安定器を通して使えるタイプかが明記されています。まず器具を開けて安定器の有無を確認してから、それに合った製品を購入しましょう。